ヘッダーナビゲーションを読み飛ばすにはここでエンターキーを押してください。 ここからヘッダーナビゲーションです。
ここから本文です。

呼吸器外科は、主に肺癌などの肺腫瘍や自然気胸、縦隔腫瘍などの呼吸器疾患に対する手術治療を担当しています。

◎当科診療の特徴

近年、呼吸器領域でも体に優しい手術が求められるようになってきました。当科では積極的に内視鏡手術(完全胸腔鏡下手術)や縮小手術(区域切除術や部分切除術)を取り入れております。

<完全胸腔鏡下手術>

胸に開けた1cmの穴から内視鏡(胸腔鏡)を入れてモニターに胸腔内部を映し出し、このモニターを見ながら他に開けた2か所の穴(5mmと2~3cm)から手術器具を入れて行う手術です。従来の開胸手術に比べてキズは小さく、筋肉や肋骨を切らないため痛みは軽く、身体に優しい手術と言えます。当科では肺癌を始めとするほとんどの手術を3つ穴の完全胸腔鏡下手術で行っております(図1、2、3、4)

<胸腔鏡下区域切除術>

肺は、右肺が上葉・中葉・下葉の3肺葉、左肺が上葉・下葉の2肺葉に分かれています。肺葉の中は、気管支・血管の分岐によってさらに細かくいくつかの肺区域に分かれています。従来の肺癌手術は病変のある肺葉を切除する肺葉切除術が主体ですが、早期肺癌では肺葉の中の癌がある肺区域のみを切除する区域切除術を行えば肺をできるだけ残すことができ、身体への負担は軽くてすみます。当科では早期癌には完全胸腔鏡下区域切除術を積極的に行っており、近年は肺癌手術のおよそ半数を占めるようになっています(図5)。

H28.12.19kokyuukigeka1

図1.完全胸腔鏡下手術風景

H28.12.19kokyuukigeka2

図2.術野拡大図(キズは3か所の小さな穴のみ)

H28.12.19kokyuukigeka3

図3.完全胸腔鏡下区域切除術後3か月目のキズ

H28.12.19kokyuukigeka4

図4.完全胸腔鏡下区域切除術後1年目のキズ
キズはほとんどわからなくなっています(個人差あり)。


H28.12.19kokyuukigeka5.2

図5.肺葉切除と区域切除(右上葉の肺癌の場合)
小さい癌や早期癌は区域切除術をすることで肺切除量を少なくして体への負担を軽減します。

◎診療実績(2011~2015)

年 全身麻酔手術総数肺葉切除件数区域切除件数原発性および
転移性肺癌手術件数
2011 89(77) 36(34) 6(6) 52(48)
2012 97(76) 34(25) 15(14) 59(46)
2013 98(73) 20(17) 19(18) 43(38)
2014 101(84) 24(18) 26(25) 56(48)
2015 101(89) 24(23) 28(28) 59(57)

(括弧内は完全胸腔鏡手術数)

理念

当科スタッフ一同は、鶴岡市民の皆様が肺癌などの重大な病気に罹ってしまったときに苦労して慣れない遠方まで行かなくても、地元で安心して質の高い医療を受けていただけるよう日夜精進します。どうぞ、安心して我々にご相談ください。

医師紹介

役職氏名専門医等の資格略歴
呼吸器外科主任医長 正岡 俊明 日本外科学会(認定医、呼吸器外科専門医)、日本胸部外科学会(認定医)、日本呼吸器外科学会(専門医、指導医)、日本呼吸器内視鏡学会(認定医、気管支鏡指導医)、肺がんCT検診認定医、指導医養成講習会修了 昭和61年
山形大学卒

 

ページの先頭へ