年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	1,305	268	156	239	353	566	1,432	1,948	2,163	889

内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110310xx99xx0x	腎臓または尿路の感染症手術なし副傷病なし	80	19.95	12.58	10.00	81.40
040081xx99x00x	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	64	28.44	20.84	17.19	87.67
110280xx99000x	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	36	15.83	11.67	0.00	68.81
0400801499x002	肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上）手術なし手術・処置等２なし副傷病なしA-DROP スコア2	31	25.10	15.17	9.68	86.39
0400800499x00x	肺炎等（市中肺炎以外かつ75歳以上）手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	30	27.80	18.69	13.33	89.03

［定義］
各診療科別に患者数の多いDPC14桁分類について、DPCコード、名称、患者数、自院の平均在院日数、全国の平均在院日数、転院率、平均年齢を示しています。
転科した場合は、医療資源最も投入した傷病の担当医が所属する診療科で集計を行っています。
患者数が10未満の場合は、平均在院日数（全国）を除いて「－（ハイフン）」で表示し、上位３位全ての患者数が10未満の診療科は公開していません。
（以下、他診療科も同様です。）

急性腎盂腎炎、尿路感染症、ついで誤嚥性肺炎、慢性腎不全と多くなっています。80歳以上の患者さんが多く治療に時間を有し、また転院や、施設入所される患者さんも多いことから転院までに時間がかかっていることが考えられ、全国の平均在院日数より長い結果となっています。
内科には、一般内科、血液内科、腎臓内科、糖尿病内分泌内科を含んでいます。

神経内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010060x2990401	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２４あり副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2	41	19.27	16.13	39.02	72.32
010230xx99x00x	てんかん手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	23	5.48	7.10	0.00	52.57
010060x2990400	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２４あり副傷病なし発症前Rankin Scale 3、4又は5	20	25.30	19.66	40.00	86.70
010061xxxxx0xx	一過性脳虚血発作手術・処置等２なし	16	6.19	6.22	6.25	71.38
010040x099000x	非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	14	25.43	18.81	57.14	75.64

程度の軽症な脳梗塞、てんかん発作での症例が多くなっています。1と3では同じ脳梗塞でも、3の方が平均年齢が高くなっており、また生活自立度であるｍRSが高い傾向にあるといえます。リハビリ等行うことで入院前と同等の退院後の生活が遅れるよう支援しています。

消化器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎限局性腹腔膿瘍手術等手術・処置等２なし副傷病なし	164	8.30	9.79	4.88	79.08
060020xx04x0xx	胃の悪性腫瘍内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術手術・処置等２なし	59	8.19	8.27	0.00	72.58
040081xx99x00x	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	54	22.06	20.84	14.81	87.15
060335xx99x00x	胆嚢水腫、胆嚢炎等手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	35	13.49	10.65	5.71	71.69
060140xx97x00x	胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄（穿孔を伴わないもの）その他の手術あり手術・処置等２なし副傷病なし	33	9.27	10.49	0.00	74.88

総胆管結石による胆管炎での入院が最も多く、結石による閉塞、黄疸の解除のための内視鏡での治療や炎症に対する抗菌薬投与での治療を行っています。半年毎のチューブステント交換の短期入院も多く、平均在院日数が短くなっています。
2番目の早期胃癌に対する内視鏡治療の症例も多く、患者さんへの負担が少ない治療をしています。結果によっては、外科紹介し、早期に開腹治療できるよう連携を図っています。

循環器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050130xx99000x	心不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	125	23.38	17.71	8.00	85.34
040081xx99x00x	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	92	25.57	20.84	20.65	85.50
050210xx97000x	徐脈性不整脈手術あり手術・処置等１なし、１,３あり手術・処置等２なし副傷病なし	62	12.40	10.80	8.06	80.79
110310xx99xx0x	腎臓または尿路の感染症手術なし副傷病なし	49	20.16	12.58	10.20	81.00
050030xx97000x	急性心筋梗塞（続発性合併症を含む。）、再発性心筋梗塞その他の手術あり手術・処置等１なし、１あり手術・処置等２なし副傷病なし	28	15.50	12.37	0.00	70.04

心不全、狭心症、心房細動、心筋梗塞など心疾患の症例があり、心不全は80歳以上の高齢者が多くなっています。また、心不全を患っている場合、呼吸器感染から心不全が悪化することも多く、誤嚥性肺炎も多いといえます。循環器入院の多くが80歳以上であり、在院日数が長くなっています。

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040090xxxxxx0x	急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他）副傷病なし	213	5.25	6.19	0.00	1.46
040100xxxxx00x	喘息手術・処置等２なし副傷病なし	151	6.48	6.64	0.00	3.89
140010x199x00x	妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重2500g以上）手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	103	4.51	6.17	0.97	0.00
060380xxxxx0xx	ウイルス性腸炎手術・処置等２なし	83	4.23	5.39	0.00	3.52
040070xxxxx0xx	インフルエンザ、ウイルス性肺炎手術・処置等２なし	77	5.36	5.73	0.00	3.04

急性気管支炎、ウイルス性腸炎、インフルエンザ等の入院が多く、原因は流行のウイルスによるものが多いと言えます。次いで喘息発作が多くなっています。3番目の新生児に関しては、地域周産期母子医療センターとしてNICU・GCUを設けており、帝王切開児の管理や、低出生体重児等に対する高度な新生児医療が十分に行える体勢を整えています。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
060035xx99x60x	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍手術なし手術・処置等２６あり副傷病なし	94	3.03	4.40	68.89
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（15歳以上）ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	77	5.47	4.85	70.43
060335xx02000x	胆嚢水腫、胆嚢炎等腹腔鏡下胆嚢摘出術等手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	76	6.34	7.13	65.01
060150xx99xx0x	虫垂炎手術なし副傷病なし	52	6.67	6.94	45.92
060040xx99x60x	直腸肛門（直腸Ｓ状部から肛門）の悪性腫瘍手術なし手術・処置等２６あり副傷病なし	51	3.12	4.36	71.33

大腸癌、直腸がんによる化学療法での短期入院が多くなっています。患者さんの症例に合わせた薬剤を使用し適切な化学療法を行っています。胆石性胆のう炎の腹腔鏡による胆嚢切除が3番目となっています。腹腔鏡による手術を行うことで、傷も小さく、入院も短期で患者さんの負担が少なくなるよう努めています。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160800xx01xxxx	股関節・大腿近位の骨折人工骨頭挿入術　肩、股等	204	25.02	25.94	78.43	84.38
160690xx99xx0x	胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）手術なし副傷病なし	86	23.00	19.40	55.81	82.24
160760xx97xxxx	前腕の骨折手術あり	69	5.13	5.54	0.00	55.96
080010xxxx0xxx	膿皮症手術・処置等１なし	45	15.93	12.55	2.22	63.38
070160xx01xxxx	上肢末梢神経麻痺手根管開放手術等	44	2.32	4.70	0.00	72.89

大腿骨頚部骨折が最多となっています。2番目の脊椎圧迫骨折とともに平均年齢80歳以上であり高齢者の転倒による骨折が多いと考えられます。圧迫骨折は安静が必要なため、在院日数がくなっています。3番目には前腕遠位端骨折が多くなっています。転倒した時に手を着いたことによる受傷が原因です。骨折等はクリニカルパスを使用し、術後リハビリの継続が必要な患者さんが、スムーズに転院できるよう連携を図っています。

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010060x2990401	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２４あり副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2	53	18.13	16.13	35.85	71.60
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷その他の手術あり手術・処置等２なし副傷病なし	53	12.23	9.67	13.21	77.83
160100xx99x00x	頭蓋・頭蓋内損傷手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	44	7.86	7.34	6.82	61.95
010061xxxxx0xx	一過性脳虚血発作手術・処置等２なし	34	5.85	6.22	2.94	68.00
010040x099000x	非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	31	25.26	18.81	74.19	68.26

外傷性の頭部損傷（CSH、SAH、脳振盪など）が上位を占めています。状態により、ドレナージ術を行い治療することで早期退院できるよう対応しています。脳梗塞も多く、症状に合わせ急性期治療を行います。脳血管手術ではコイル塞栓やクリッピング等の質の高い治療を提供しています。
また、ADLの改善、自宅退院できるよう早期にリハビリを開始し、必要に応じ転院できるよう連携しています。

小児外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060160x101xxxx	鼠径ヘルニア（15歳未満）ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	26	3.04	2.81	0.00	2.73
060150xx99xx0x	虫垂炎手術なし副傷病なし	12	6.33	6.94	0.00	9.17
140590xx97xxxx	停留精巣手術あり	10	3.10	3.13	0.00	2.50
060170xx02xxxx	閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニアヘルニア手術　腹壁瘢痕ヘルニア等	-	-	8.05	-	-
060150xx03xxxx	虫垂炎虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等	-	-	5.45	-	-

鼠径ヘルニア、虫垂炎、停留精巣等の小児における外科治療を行っています。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
020110xx97xxx0	白内障、水晶体の疾患手術あり片眼	173	2.09	2.78	76.23
020110xx97xxx1	白内障、水晶体の疾患手術あり両眼	126	2.63	5.09	79.22
020200xx9710xx	黄斑、後極変性手術あり手術・処置等１あり手術・処置等２なし	28	3.39	6.71	66.86
020160xx97xxx0	網膜剥離手術あり片眼	27	6.07	9.33	54.41
020210xx97x0xx	網膜血管閉塞症その他の手術あり手術・処置等２なし	10	4.00	7.36	76.00

白内障手術を1泊2日、2泊3日で主に行っています。一回の入院で両眼手術も可能となっています。
R元年度からは医師の増員により、白内障以外の疾患にも対応できる体制となっています。

耳鼻咽喉科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
030400xx99xxxx	前庭機能障害手術なし	16	3.44	5.01	0.00	71.00
030380xxxxxxxx	鼻出血	-	-	5.42	-	-
030390xx99xxxx	顔面神経障害手術なし	-	-	9.13	-	-
030240xx97xxxx	扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎その他の手術あり	-	-	8.66	-	-
030240xx99xxxx	扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎手術なし	-	-	5.45	-	-

めまいでの入院が多く、点滴治療を行い在院日数も短くなっています。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110080xx991x0x	前立腺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１あり副傷病なし	71	3.03	2.49	0.00	72.83
110310xx99xx0x	腎臓または尿路の感染症手術なし副傷病なし	64	17.25	12.58	7.81	76.53
110070xx02020x	膀胱腫瘍膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術手術・処置等１なし手術・処置等２２あり副傷病なし	42	6.62	7.25	0.00	76.81
11012xxx040x0x	上部尿路疾患体外衝撃波腎・尿管結石破砕術（一連につき）手術・処置等１なし副傷病なし	38	2.00	2.64	0.00	56.00
110060xx99x20x	腎盂・尿管の悪性腫瘍手術なし手術・処置等２２あり副傷病なし	15	8.67	10.84	0.00	78.80

前立腺癌を調べる前立腺生検、膀胱癌の経尿道的手術、尿路結石に対するESWL治療が多くを占め、短期入院の症例が多くなっています。
また、尿路感染症、急性腎盂腎炎も多く、適切な抗菌薬で治療しています。

婦人科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
12002xxx99x40x	子宮頸・体部の悪性腫瘍手術なし手術・処置等２４あり副傷病なし	48	4.65	4.58	61.90
120010xx99x50x	卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍手術なし手術・処置等２５あり副傷病なし	45	4.29	4.39	59.89
120070xx02xxxx	卵巣の良性腫瘍卵巣部分切除術（腟式を含む。）　腹腔鏡によるもの等	25	6.08	6.21	38.12
12002xxx01x0xx	子宮頸・体部の悪性腫瘍子宮悪性腫瘍手術等手術・処置等２なし	19	17.26	12.29	65.26
120060xx01xxxx	子宮の良性腫瘍子宮全摘術等	19	8.89	9.71	43.74

子宮体癌、子宮頚癌、卵巣癌の化学療法での短期入院が多く、次いで子宮筋腫、卵巣のう腫の手術目的入院が多くなっています。子宮筋腫は、筋腫の状態や患者さんの状態に合わせて開腹手術と腹腔鏡下による手術を行っています。

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	86	12	44	49	28	20	1	7,8
大腸癌	8	37	61	90	25	251	1	7
乳癌	19	33	11	5	4	12	1	7
肺癌	0	0	3	9	6	18	1	7
肝癌	1	10	6	10	7	23	1	7

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	16	15.19	54.25
中等症	147	20.54	81.30
重症	41	25.34	84.95
超重症	19	28.74	84.42
不明	0	0.00	0.00

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	338	24.78	78.83	45.10
その他	19	10.53	69.79	0.84

内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K610-3	内シャント又は外シャント設置術	21	10.48	19.33	0.00	69.67
K6147	血管移植術、バイパス移植術（その他の動脈）	-	-	-	-	-
K635-3	連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術	-	-	-	-	-
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）	-	-	-	-	-
K664	胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む）	-	-	-	-	-

［定義］
診療科別に、手術術式の点数コード（Kコード）で手術件数の多い上位5術式について、患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を示しています。
輸血関連、創傷処理、皮膚切開術、悲観血的整復術、徒手整復術、軽微な手術及び全ての加算は除外しています。
患者数が10未満の場合は、「－（ハイフン）」で表示し、上位3位全ての患者数が10未満の診療科は公開していません。
（以下、他診療科も同様です。）

慢性腎不全における人工透析のための内シャント造設、血管移植術等を行っています。人工透析を開始する場合や、シャント閉塞により手術する場合などがあります。

消化器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	164	2.72	9.52	4.27	81.61
K6532	内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術（早期悪性腫瘍粘膜下層）	60	1.00	6.18	0.00	72.58
K654	内視鏡的消化管止血術	51	1.02	9.08	3.92	73.08
K6871	内視鏡的乳頭切開術（乳頭括約筋切開のみのもの）	30	2.40	10.77	10.00	76.87
K6851	内視鏡的胆道結石除去術（胆道砕石術を伴うもの）	28	1.86	5.36	3.57	72.54

主として内視鏡手術を行います。胆管結石による胆管閉塞、黄疸、胆管炎の解除のためにステントを留置し、または結石を砕石、乳頭切開による開口部よりの採石を行います。ステント留置については、半年毎交換が必要な場合があり患者数が多くなっています。ついで胃癌の内視鏡切除、消化管止血術が多くなっています。

循環器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5972	ペースメーカー移植術（経静脈電極）	45	5.24	13.38	6.67	78.84
K597-2	ペースメーカー交換術	20	1.35	8.05	0.00	84.75
K5492	経皮的冠動脈ステント留置術（不安定狭心症）	18	0.00	14.11	0.00	69.94
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術（その他）	15	7.33	16.53	20.00	80.67
K5491	経皮的冠動脈ステント留置術（急性心筋梗塞）	13	0.00	21.46	7.69	68.92

房室ブロック、洞不全症候群に対する予定入院でのペースメーカー移植術が多くなっています。術後は遠隔モニタリングシステムで管理し、自宅にいながら病院と連携し病状の変化をいち早く見いだせるシステムを導入することで安心して過ごすことが出来ます。
3、4、5番目は不安定狭心症、急性心筋梗塞に対する緊急ステント留置術となっています。経皮的に行うことで侵襲性が少なく患者さんへの負担も最小限に治療可能です。

小児科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K9131	新生児仮死蘇生術（仮死第１度）	11	0.00	14.18	0.00	0.00
K9132	新生児仮死蘇生術（仮死第２度）	-	-	-	-	-
K7151	腸重積症整復術（非観血的なもの）	-	-	-	-	-
K534-21	横隔膜レラクサチオ手術（経胸又は経腹）	-	-	-	-	-
K6261	リンパ節摘出術（長径３ｃｍ未満）	-	-	-	-	-

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6335	鼠径ヘルニア手術	87	1.36	3.56	0.00	70.06
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	80	2.88	4.09	1.25	66.03
K6552	胃切除術（悪性腫瘍手術）	30	3.63	18.83	3.33	70.43
K7193	結腸切除術（全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術）	29	12.03	19.34	6.90	73.17
K6572	胃全摘術（悪性腫瘍手術）	24	5.63	15.42	0.00	71.75

鼡径ヘルニア手術、腹腔鏡下胆嚢摘出術が多くなっています。どちらも短期入院で治療可能です。
胃癌に対する胃切除術、胃全摘術、大腸癌に対する結腸切除術が多くなっていますが、初期では内視鏡下での治療可能なため、開腹での件数が減少傾向にあります。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0461	骨折観血的手術（肩甲骨，上腕，大腿）	166	1.20	23.02	71.08	83.55
K0821	人工関節置換術（肩，股，膝）	64	1.44	21.42	3.13	74.53
K0483	骨内異物（挿入物を含む）除去術（前腕，下腿）	60	0.35	1.92	0.00	53.20
K0811	人工骨頭挿入術（肩，股）	58	2.50	23.24	77.59	80.36
K0462	骨折観血的手術（前腕，下腿，手舟状骨）	56	1.68	9.20	8.93	57.96

高齢者の大腿骨近位骨折に対する骨接合、人工骨頭挿入が上位となっています。術後リハビリのためどちらも70％以上が転院しています。また、変形性関節症による人工関節置換術、外傷による前腕遠位骨折、内果、外果骨折の骨接合が多くなっており、その抜釘が3番目の結果となっています。

脳神経外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K164-2	慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術	36	1.14	11.06	13.89	77.31
K1771	脳動脈瘤頸部クリッピング（１箇所）	20	0.55	39.40	65.00	66.05
K6092	動脈血栓内膜摘出術（内頸動脈）	12	10.00	14.17	25.00	73.58
K1742	水頭症手術（シャント手術）	10	5.00	26.00	50.00	63.50
K178-4	経皮的脳血栓回収術	10	2.20	36.70	80.00	67.80

高齢者のCSHに対する血腫穿孔洗浄術が最も多い手術となっています。
くも膜下出血、脳出血等に対するクリッピング、血栓摘出、水頭症手術、この他にも精度の高い手術を提供しています。

小児外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6335	鼠径ヘルニア手術	17	1.00	1.00	0.00	2.76
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	10	0.90	1.50	0.00	3.20
K836	停留精巣固定術	10	1.00	1.10	0.00	2.50
K718-22	腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴うもの）	-	-	-	-	-
K718-21	腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴わないもの）	-	-	-	-	-

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2821ﾛ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他のもの）	279	0.26	1.02	0.00	77.38
K2801	硝子体茎顕微鏡下離断術（網膜付着組織を含む）	75	0.09	3.43	0.00	64.93
K2821ｲ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（縫着レンズを挿入するもの）	13	0.00	1.77	0.00	78.46
K275	網膜復位術	-	-	-	-	-
K279	硝子体切除術	-	-	-	-	-

主に白内障手術を行っています。短期入院で手術が可能です。網膜剥離や硝子体出血等にも対応しています。

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K8036ﾛ	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（その他のもの）	47	2.32	4.47	0.00	76.83
K768	体外衝撃波腎・尿管結石破砕術	40	1.10	1.45	0.00	55.70
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	15	4.67	10.73	0.00	77.47
K773	腎（尿管）悪性腫瘍手術	-	-	-	-	-
K7981	膀胱結石，異物摘出術（経尿道的手術）	-	-	-	-	-

膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的）が最多です。経尿道的に施行することで患者さんの負担を軽減し、短期入院での治療が可能です。
体外衝撃波腎・尿管結石破砕術は、衝撃波で結石を破砕する手術で、短期入院での治療を行います。
尿管狭窄や、結石等で狭くなった尿管にステントを留置し流れやすくする手術です。ステント内が閉塞した場合は同様に再度留置します。

婦人科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢
K8882	子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（腹腔鏡）	31	0.94	4.71	37.06
K877-2	腹腔鏡下腟式子宮全摘術	17	1.47	5.24	51.59
K877	子宮全摘術	16	2.06	8.00	52.19
K879	子宮悪性腫瘍手術	16	1.13	15.81	66.31
K867	子宮頸部（腟部）切除術	15	1.00	1.53	40.53

腹腔鏡下附属器腫瘍摘出術が最多、次いで腹腔鏡下腟式全摘術、子宮全摘術となっています。腹腔鏡下に行う手術は開腹で施行するより、患者さんの負担が少なく、入院期間も5日程度で退院が可能です。腹腔鏡下では難しい場合は開腹での手術を行います。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	0	0.00
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	20	0.21
180010	敗血症	同一	13	0.14
180010	敗血症	異なる	32	0.34
180035	その他の真菌感染症	同一	0	0.00
180035	その他の真菌感染症	異なる	1	0.01
180040	手術・処置等の合併症	同一	55	0.59
180040	手術・処置等の合併症	異なる	5	0.05

令和元年度 鶴岡市立荘内病院 病院指標

令和元年度鶴岡市立荘内病院病院指標