年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	940	252	93	195	322	573	1119	1981	2121	1022

内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症手術なし	129	19.87	13.52	6.98	82.24
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等２なし	113	18.18	20.60	18.58	85.96
130030xx99x4xx	非ホジキンリンパ腫手術なし手術・処置等２４あり	38	10.82	9.62	0.00	72.37
110280xx9900xx	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし	37	21.57	11.49	2.70	69.81
0400801499x002	肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上）手術なし手術・処置等２なし定義副傷病なしA-DROP スコア2	32	15.59	15.44	18.75	85.81

［定義］
各診療科別に患者数の多いDPC14桁分類について、DPCコード、名称、患者数、自院の平均在院日数、全国の平均在院日数、転院率、平均年齢を示しています。
転科した場合は、医療資源最も投入した傷病の担当医が所属する診療科で集計を行っています。
患者数が10未満の場合は、平均在院日数（全国）を除いて「－（ハイフン）」で表示し、上位5位全ての患者数が10未満の診療科は公開していません。
（以下、他診療科も同様です。）

急性腎盂腎炎または尿路感染症と、誤嚥性肺炎が多くなっています。どちらも高齢の患者さんが多く治療に時間を有し、全国の平均在院日数より長い結果となっています。
令和５年度から、退院・転院をスムーズに行うために、肺炎地域連携パスの運用を開始しており、令和４年度と比べ、約１０日間の短縮につながっています。令和６年度からは、尿路感染症の地域連携パスの運用を開始する予定です。
※地域連携パスとは、急性期病院から回復期病院を経て早期に自宅に帰れるような診療計画を作成し、治療を受ける全ての医療機関で共有して用いるものです。
内科には、血液内科、腎臓内科、糖尿病内分泌内科を含んでいます。

消化器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎限局性腹腔膿瘍手術等手術・処置等２なし定義副傷病なし	220	7.15	8.75	1.36	81.44
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等２なし	65	18.86	20.60	26.15	84.52
060020xx04xxxx	胃の悪性腫瘍内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術	52	8.21	7.61	0.00	76.54
060335xx99x00x	胆嚢炎等手術なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	39	11.00	10.86	0.00	77.79
060340xx99x0xx	胆管（肝内外）結石、胆管炎手術なし手術・処置等２なし	39	8.90	9.55	2.56	79.67

総胆管結石による胆管炎での入院が最も多く、結石による閉塞、黄疸の解除のための内視鏡での治療や炎症に対する抗菌薬投与での治療を行っています。半年毎のチューブステント交換の短期入院も多く、平均在院日数が短くなっています。３番目の胃の悪性腫瘍は、早期胃癌に対して内視鏡での切除を行っています。

循環器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050130xx9900x0	心不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外	126	27.02	17.38	3.97	87.63
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等２なし	86	24.27	20.60	48.84	87.98
050210xx97000x	徐脈性不整脈手術あり手術・処置等１なし、１,３あり手術・処置等２なし定義副傷病なし	38	13.58	9.77	5.26	82.58
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症手術なし	25	18.64	13.52	4.00	85.20
050130xx97000x	心不全その他の手術あり手術・処置等１なし、１あり手術・処置等２なし定義副傷病なし	23	38.04	21.90	17.39	86.00

心不全、不整脈などが多くなっています。また、心不全を患っている場合、呼吸器感染から心不全が悪化することも多く、誤嚥性肺炎も多くなっています。心不全と誤嚥性肺炎の平均年齢は85歳以上となっており、その影響からか在院日数も長くなっています。

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
040090xxxxxxxx	急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他）	149	4.60	5.96	1.65
080270xxxx1xxx	食物アレルギー手術・処置等１あり	113	1.02	2.12	4.04
060380xxxxx0xx	ウイルス性腸炎手術・処置等２なし	72	3.90	5.64	3.19
040070xxxxx0xx	インフルエンザ、ウイルス性肺炎手術・処置等２なし	62	5.15	5.86	3.00
040100xxxxx00x	喘息手術・処置等２なし定義副傷病なし	56	5.38	6.37	5.25

急性気管支炎、食物アレルギー検査入院、ウイルス性腸炎などの入院が多くなっています。食物アレルギー検査入院は食物アレルギーを抱えた児に対し、ほとんどが1日入院で検査を行っています。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（15歳以上）ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	78	5.59	4.55	1.28	67.26
060035xx99x6xx	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍手術なし手術・処置等２６あり	74	3.05	4.42	0.00	63.59
060150xx99xxxx	虫垂炎手術なし	67	8.94	8.02	1.49	52.73
060210xx99000x	ヘルニアの記載のない腸閉塞手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	59	11.03	8.95	1.69	72.42
060335xx02000x	胆嚢炎等腹腔鏡下胆嚢摘出術等手術・処置等１なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	49	8.16	6.87	0.00	62.00

鼠径ヘルニアの手術目的入院や、大腸癌に対する化学療法、虫垂炎への抗生剤治療が多くなっています。化学療法は、症例に合わせて薬剤を投与しています。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160800xx01xxxx	股関節・大腿近位の骨折人工骨頭挿入術　肩、股等	255	28.01	25.50	73.73	85.79
160760xx97xx0x	前腕の骨折手術あり定義副傷病なし	99	2.66	4.76	0.00	56.97
160690xx99xxxx	胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）手術なし	85	30.82	19.34	61.18	84.56
070230xx01xxxx	膝関節症（変形性を含む。）人工関節再置換術等	43	24.09	21.96	0.00	74.28
160980xx99x0xx	骨盤損傷手術なし手術・処置等２なし	40	32.08	19.27	67.50	87.55

大腿骨頚部骨折が多くなっています。3番目の脊椎圧迫骨折とともに平均年齢80歳以上であり、高齢者の転倒による骨折が多くなっています。骨折等は地域連携パスを使用し、術後リハビリの継続が必要な患者さんが、スムーズに転院できるよう連携を図っています。また、骨折患者さんは骨粗鬆症を伴っていることがほとんどであり、二次骨折を起こさないよう予防対策について指導等も行っています。

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010060x2990401	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２４あり定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2	47	18.53	15.70	34.04	72.70
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷その他の手術あり手術・処置等２なし定義副傷病なし	41	9.68	9.88	14.63	80.24
160100xx99x00x	頭蓋・頭蓋内損傷手術なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	31	11.71	8.38	12.90	65.77
010040x099000x	非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	19	17.37	19.09	47.37	71.11
010230xx99x00x	てんかん手術なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	17	7.71	7.19	5.88	52.29

比較的軽症の脳梗塞が最も多く、次いで慢性硬膜下血腫やくも膜下出血などの頭部損傷が多くなっています。脳梗塞は症状に合わせた急性期治療を実施、頭部損傷に対しては、状態に応じてドレナージ術（管から血種等を外に排出する手術）を行い、早期退院できるよう対応しています。また、ADL（日常生活動作）を改善し、自宅退院できるよう早期にリハビリを開始して、必要に応じ転院できるよう連携しています。

小児外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060160x101xxxx	鼠径ヘルニア（15歳未満）ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	21	3.10	2.75	0.00	4.24
060150xx99xxxx	虫垂炎手術なし	16	10.06	8.02	0.00	11.00
060130xx9900xx	食道、胃、十二指腸、他腸の炎症（その他良性疾患）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし	-	-	7.63	-	-
060150xx02xxxx	虫垂炎虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴うもの等	-	-	9.68	-	-
140590xx97xxxx	停留精巣手術あり	-	-	2.97	-	-

鼠径ヘルニアが最も多く、ついで虫垂炎が多くなっています。鼠径ヘルニアは手術を行うケースが多いですが、短期入院で治療可能です。虫垂炎は、切除よりも保存（点滴）療法が多くなっており、虫垂炎の状態に応じて切除術を行います。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
020110xx97xxx1	白内障、水晶体の疾患手術あり両眼	150	3.04	4.46	0.00	78.71
020110xx97xxx0	白内障、水晶体の疾患手術あり片眼	149	2.09	2.54	0.00	77.32
020200xx9710xx	黄斑、後極変性手術あり手術・処置等１あり手術・処置等２なし	26	3.00	5.67	0.00	72.88
020160xx97xxx0	網膜剥離手術あり片眼	25	4.56	7.81	0.00	57.72
020220xx97xxx0	緑内障その他の手術あり片眼	11	3.18	4.82	9.09	78.55

白内障手術の入院が多くなっています。1泊2日ないし2泊3日の短期入院で手術を行います。また、白内障以外でも、黄斑変性、網膜剥離、緑内障等の疾患にも対応しています。

耳鼻咽喉科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
030400xx99xxxx	前庭機能障害手術なし	10	1.09	4.73	0.00	66.90
030240xx99xxxx	扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎手術なし	-	-	5.51	-	-
030380xxxxxxxx	鼻出血	-	-	5.29	-	-
030428xxxxxxxx	突発性難聴	-	-	8.65	-	-
-	-	-	-	-	-	-

めまいでの入院が多く、点滴治療を行っています。在院日数は、全国平均よりも短くなっています。

神経内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010060x2990201	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２２あり定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2	40	15.40	15.57	37.50	73.85
010060x2990401	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２４あり定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2	21	23.05	15.70	52.38	80.33
010230xx99x00x	てんかん手術なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	19	7.84	7.19	10.53	61.42
030400xx99xxxx	前庭機能障害手術なし	15	2.73	4.73	0.00	69.93
010040x099000x	非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	14	19.14	19.09	71.43	69.14

程度の軽い脳梗塞が最も多く、次いでてんかん、めまいが多くなっています。神経内科には手術適応のない患者さんが入院しており、脳梗塞のクリニカルパスを使用し、スムーズな転院や退院後の環境整備に努めています。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
110080xx991xxx	前立腺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１あり	70	2.00	2.44	73.23
110080xx99000x	前立腺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	46	2.33	6.65	75.61
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症手術なし	41	12.15	13.52	75.34
110070xx03x20x	膀胱腫瘍膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術手術・処置等２２あり定義副傷病なし	37	5.81	6.59	75.51
110070xx99x20x	膀胱腫瘍手術なし手術・処置等２２あり定義副傷病なし	14	3.07	9.06	73.43

前立腺癌の疑いを調べる生検法での入院が一番多く、次いで前立腺癌、尿路感染症、膀胱癌での入院が多くなっています。

婦人科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
12002xxx99x40x	子宮頸・体部の悪性腫瘍手術なし手術・処置等２４あり定義副傷病なし	36	4.31	4.18	64.47
120010xx99x50x	卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍手術なし手術・処置等２５あり定義副傷病なし	29	5.93	4.05	56.86
120060xx02xxxx	子宮の良性腫瘍腹腔鏡下腟式子宮全摘術等	29	6.72	5.93	47.07
120070xx02xxxx	卵巣の良性腫瘍卵巣部分切除術（腟式を含む。）　腹腔鏡によるもの等	19	7.00	6.00	51.53
12002xxx02x0xx	子宮頸・体部の悪性腫瘍子宮頸部（腟部）切除術等手術・処置等２なし	16	3.56	2.96	44.06

子宮体癌、子宮頚癌、卵巣癌への化学療法での入院や、子宮筋腫や卵巣嚢腫の手術目的入院が多くなっています。化学療法は、症例に合わせて薬剤を投与しています。子宮筋腫は、筋腫の状態や患者さんの状態に合わせて開腹手術と腹腔鏡下による手術を行っています。

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	52	13	13	47	19	63	1	8
大腸癌	10	31	95	62	39	126	1	8
乳癌	26	29	9	3	1	12	1	8
肺癌	4	2	2	3	2	3	1	8
肝癌	2	9	10	6	2	16	1	8

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	13	10.46	54.38
中等症	140	18.14	83.18
重症	34	17.68	87.00
超重症	12	31.67	84.42
不明	-	-	-

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	315	23.89	78.93	41.25
その他	22	20.23	79.68	1.78

内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6121ｲ	末梢動静脈瘻造設術　内シャント造設術　単純なもの	28	6.07	15.11	0.00	65.64
K616-41	経皮的シャント拡張術・血栓除去術　初回	7	1.00	1.00	0.00	72.57
K635-3	連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術	4	20.25	22.75	0.00	69.75
K596	体外ペースメーキング術	3	0.33	34.33	33.33	76.00
K3772	口蓋扁桃手術　摘出	2	1.00	18.50	0.00	44.50

［定義］
診療科別に、手術術式の点数コード（Kコード）で手術件数の多い上位5術式について、患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を示しています。
輸血関連、創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術、軽微な手術及び全ての加算は除外しています。
患者数が10未満の場合は、「－（ハイフン）」で表示し、上位3位全ての患者数が10未満の診療科は公開していません。
（以下、他診療科も同様です。）

主に、慢性腎不全における人工透析のための内シャント造設を行っています。人工透析を開始する場合や、シャント閉塞により再造設する場合などがあります。

消化器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	222	2.50	6.07	1.35	82.58
K6532	内視鏡的胃、十二指腸ポリープ･粘膜切除術　早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術	55	1.31	5.89	0.00	76.38
K654	内視鏡的消化管止血術	43	1.72	9.81	16.28	77.88
K6871	内視鏡的乳頭切開術　乳頭括約筋切開のみのもの	41	3.02	7.80	4.88	74.34
K6852	内視鏡的胆道結石除去術　その他のもの	24	1.21	5.50	0.00	85.25

主として内視鏡手術を行います。胆管結石、胆管炎に対する手術が多く、胆管閉塞、黄疸の解除のためのステント留置や、乳頭切開による開口部からの採石、結石の砕石が行われています。ステント留置については、半年毎交換が必要な場合があり、患者数が多くなっています。他の症例では、胃癌の内視鏡切除、消化管止血術が多くなっています。

循環器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5972	ペースメーカー移植術　経静脈電極の場合	30	4.63	10.40	6.67	84.37
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術　その他のもの	23	3.22	4.39	0.00	69.87
K597-2	ペースメーカー交換術	8	1.00	7.13	0.00	79.38
K5492	経皮的冠動脈ステント留置術　不安定狭心症に対するもの	7	0.00	25.14	14.29	73.29
K596	体外ペースメーキング術	5	0.20	11.00	20.00	85.20

房室ブロック、洞不全症候群に対する予定入院でのペースメーカー移植術が多くなっています。術後は遠隔モニタリングシステムで管理し、自宅にいながら病院と連携し病状の変化をいち早く見いだせるシステムを導入しており、安心して過ごすことが出来ます。次いで予定入院での冠動脈ステント留置術となっています。

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6335	ヘルニア手術　鼠径ヘルニア	82	1.54	3.40	2.44	68.17
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	49	2.22	4.94	0.00	62.00
K4762	乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）	28	1.00	3.79	0.00	67.43
K7193	結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術	27	4.67	21.74	7.41	73.74
K6552	胃切除術　悪性腫瘍手術	19	4.89	14.21	0.00	75.11

鼠径ヘルニア手術が最も多く、次いで腹腔鏡下胆嚢摘出術が多くなっています。どちらも短期入院で治療可能です。乳癌に対する乳房部分切除術は、腋（わき）の下のリンパ節に転移していない早期癌に対する手術が多くなっています。大腸癌に対する結腸切除や、胃癌に対する胃切除術については、初期では内視鏡での治療が可能なため、開腹での手術が減少傾向にあります。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0461	骨折観血的手術　肩甲骨、上腕、大腿	200	1.62	23.53	64.00	83.94
K0811	人工骨頭挿入術　肩、股	85	3.09	24.54	78.82	84.34
K0462	骨折観血的手術　前腕、下腿、手舟状骨	77	1.32	7.91	11.69	59.31
K0483	骨内異物（挿入物を含む。）除去術　前腕、下腿	65	0.72	1.82	0.00	57.77
K0821	人工関節置換術　肩、股、膝	65	1.91	21.51	3.08	73.75

高齢者の大腿骨近位骨折に対する骨接合、人工骨頭挿入が上位となっています。術後リハビリのためどちらも60％以上が転院しています。次いで、前腕遠位骨折、内果、外果骨折の骨接合が多く、その抜釘が４番目の結果となっています。

脳神経外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K164-2	慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術	28	0.71	10.04	7.14	79.86
K178-4	経皮的脳血栓回収術	10	0.00	27.60	80.00	74.40
K1643	頭蓋内血腫除去術（開頭して行うもの）　脳内のもの	-	-	-	-	-
K609-2	経皮的頸動脈ステント留置術	-	-	-	-	-
K1771	脳動脈瘤頸部クリッピング　１箇所	-	-	-	-	-

高齢者の慢性硬膜下血腫に対する血腫穿孔洗浄術が最も多く、次いで原則として発症8時間以内に行われる脳血栓回収術となっています。このほか、開頭手術、ステント留置、クリッピング、コイル塞栓、水頭症手術等も行える設備が整っています。

小児外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6335	ヘルニア手術　鼠径ヘルニア	15	0.93	1.00	0.00	5.20
K718-22	腹腔鏡下虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴うもの	-	-	-	-	-
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	-	-	-	-	-
K836	停留精巣固定術	-	-	-	-	-
K7151	腸重積症整復術　非観血的なもの	-	-	-	-	-

開腹による鼠径ヘルニアに対する手術が多く、次いで、腹腔鏡下での虫垂切除術または鼠径ヘルニア手術などとなっています。ヘルニア手術は、どちらの術式でも短期入院で治療可能です。

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2821ﾛ	水晶体再建術　眼内レンズを挿入する場合　その他のもの	289	0.54	1.02	0.00	78.20
K2801	硝子体茎顕微鏡下離断術　網膜付着組織を含むもの	59	0.15	2.22	0.00	70.27
K2802	硝子体茎顕微鏡下離断術　その他のもの	13	0.00	2.00	0.00	64.00
K2021	涙管チューブ挿入術　涙道内視鏡を用いるもの	-	-	-	-	-
K2686	緑内障手術　水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術	-	-	-	-	-

主に白内障手術を行っています。短期入院で手術が可能です。網膜剥離や、硝子体出血等にも対応しています。

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K8036ｲ	膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　電解質溶液利用のもの	43	2.70	8.23	2.33	76.33
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	25	1.84	12.80	20.00	74.32
K841-6	経尿道的前立腺吊上術	19	0.00	1.00	0.00	81.26
K7981	膀胱結石、異物摘出術　経尿道的手術	16	2.38	3.56	0.00	79.63
K8036ﾛ	膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　その他のもの	-	-	-	-	-

膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的）が最多です。経尿道的に施行することで患者さんの負担を軽減しています。このほか、尿管狭窄や結石等で狭くなった尿管にステントを留置して尿を流れやすくする手術や、前立腺肥大、膀胱結石の手術が多くなっています。

婦人科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K877-2	腹腔鏡下腟式子宮全摘術	30	1.00	5.17	0.00	46.80
K8882	子宮附属器腫瘍摘出術（両側）　腹腔鏡によるもの	26	1.08	5.08	0.00	47.27
K867	子宮頸部（腟部）切除術	16	1.00	1.56	0.00	44.06
K9091ｲ	流産手術　妊娠11週までの場合　手動真空吸引法によるもの	-	-	-	-	-
K8654	子宮脱手術　腟壁形成手術及び子宮全摘術（腟式、腹式）	-	-	-	-	-

子宮筋腫等に対する腹腔鏡下腟式子宮全摘術、卵巣嚢腫等に対する腹腔鏡下腫瘍摘出術が多くなっています。腹腔鏡下手術は、開腹手術よりも創が小さく、患者さんの負担も少なく、術後の回復も早いため、早期の退院が可能です。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	0	0.00
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	9	0.10
180010	敗血症	同一	27	0.31
180010	敗血症	異なる	43	0.50
180035	その他の真菌感染症	同一	0	0.00
180035	その他の真菌感染症	異なる	0	0.00
180040	手術・処置等の合併症	同一	35	0.41
180040	手術・処置等の合併症	異なる	3	0.03

令和５年度鶴岡市立荘内病院病院情報の公表

病院指標

医療の質指標

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