研修医の声

鶴岡PR: 4本線の話

昨年私密かに抱いていた野望がありまして...

それは年間ブログ更新数100記事、です

本業のブログだと合計330記事は書いており、勉強で忙しい6年生でも年間100記事書いてしまう位でしたから、流石に研修医でも書けるだろうとタカをくくっていました。しかしてそんなん甘すぎるほどには忙しく、加えてこのブログ、年度では無く西暦で区切りがついてしまうもので、現段階で年間100記事が数字として出ないことが確定。ですので野望は来年にお預け。

短くてもいいから今年はポンポン、なるたけ違うネタで書いていきたいところです、年間30000アクセスを目標に

基本的に学生さん勧誘目的のブログですから、研修医の生すぎる声と、荘内病院&鶴岡PR記事を書いていきたいものですが、どうもなかなか鶴岡のことがわからない。と言うよりそうした人が庄内人のほとんどなのではないでしょうか。

誰に対しても住めば都な鶴岡市

ですから、細かい比較検討と聞き込み調査をしていかねばわからないことだらけ。鶴岡だけに非ず、荘内病院の良いところだって鶴岡市民は全然詳しくは分かっていないレベルですから。

私は荘内病院は居るからわかる、だが鶴岡市のことは病院から出ないからわからない

だからと言って、知らぬ存ぜぬ褒めれずと言うのは私のポリシーに反します。

もっと鶴岡市のこと褒めてあげて

某芥川賞作家の親戚の先生に言われてしまっちゃあ意地でも探して見せますよ

呼吸器科ローテート中だと、日中1~2時間くらいは空きがあり、患者さんと駄弁りにいく余裕がありますから、診察を一通り終えた後は大概しょうもない話をして笑いを狙いつつ、面白い話を絞り出して頂いています。

結構若い方だと好評でして、面白がって下さるのが非常に有難い...

そこで聞いた小話を1つ。

ちょうど今日、日が照り雪が解け鶴岡の山々がはっきりと見えて「気分いいですね~」と話していた頃

そういえば鶴岡のいい所って何でしょうかね、と露骨に話を振ってみました

私が思うに、鶴岡のいいところは除雪のレベルの高さ

山形市に長く住んでいて思ったのは、めちゃくちゃ除雪が下手くそ

本当にのけたのか?と思うレベルでぐちゃぐちゃに雪を残していきます。

しかして、鶴岡だとそういうことってあまりないですよね?あったとしても山形程では無い

やはり雪が降るだけあって鍛えられているし、鶴岡市としても万全の態勢をしいているといったところでしょうか。融雪設備も各地で見受けられます。

降る割に歩きやすい

四季折々が激しい鶴岡においては、意外とプラスなところです

こうして雪の話になると大概引き合いに出されるのが飛行機の話

以前、私がよく慕う「大佐先生」から伺ったお話ですが、鶴岡―東京間のパイロットって運転上手な人が選抜されているそうな。

庄内空港の浜風ってかなりの技量を要するようで、一流のパイロットがこの区間を任されるそうです。

確かに言われてみれば、鶴岡発の飛行機って揺れにくい気がする...かも

危ないから上手な人が派遣されているだけですが、でもなんか嬉しいですよね。

そんなネタもちょろっと振ると患者さんがポツリ

「俺も知り合いから聞いだんけどや、4本線2人だらしぜ、運転すんな」

「ええっ!?」

反射的に意味がわからないままに適当に反応してしまいました。意味をよく聞くと、4本線と言うのはどうも「機長クラス」を意味するそうです。

「でもそれって普通なんじゃないんですか?」

そう問うと、

「いや、普通は機長1人、副機長1人だ」

とのこと

おいおい、この話が2人ならば、ベテラン二人が登用されていると言うことでは...すなはち上手い人が使われるという話は裏付けが取れてしまいましたよ

流石に地元に長くいられる方は違いますね

どうもしっかりと強いネタを持ってらっしゃる

ということで今回の鶴岡PRは2つ

除雪のレベルが高いこと

「4本線2人だらしぜ、運転すんな」

いやー、鶴岡素晴らしいですね!...ちょっと響く人は少なそうですが

また良いところ探しますかね。

1年目研修医 佐藤

2019年01月15日

研修医

コミュ力の話

土日祝日の救診医研修に初めて入りました。

上の先生に合わせて19:00~23:00みたいで、時間も少なく割と楽かも...?と、タカをくくっていたのですが、確かに初めはあまり患者さんいないし楽ではありましたが...

しかして徐々に夜が深くなってくるや否や、患者さんの数も途切れません。結局大変でした。

先生方、看護師さんも相も変わらず優しく、患者さんも皆協力的でいい研修が出来ました。またノートにパワポにまとめて勉強になります。

如何せん私は立場が最も弱く、現場での立ち回りも一番おぼつかないわけで、わからないことはすぐ聞く、「我以外皆師である」と三科院長の金言通りにさせて頂いております。

しかして、それが故にどうもうまくいかないこともあるようで。

立ち回りが難しい時も散見されます。例えば、手が空いていて途中からただ脇で見ていた時や、仲介役に回っていた時です。

そんな時便利がいいからと担当医扱いされると、どうも都合が合わないことがあります。

と言っても、一言、二言言えば何も問題なく私以外がストレスフリーに対応できますし、とりわけ何事も無く解決していますが、「ああ、これは未遂の場面だな」と思うことはあります。

見ているならば既に担当だろ、責任持てよ

という言葉を以ってして、他病院で研修している同期なんかからは「嫌な思いしたよ~泣」みたいな話を聞いたり、割を食った経験を聞いたりします。

一見して正論に見えるその暴論は、そもそも論としてやっていないことをやったことにはできませんし、キャパシティーというのも考慮して貰わないと困るものです。事実関係さえ確認すれば別に誰も損をしないのに、それを怠るが為にどこかでこじれて、嫌な思いをすることがあるものでしょう。

医療をする上ではコミュニケーション能力が最も重要である

至極当たり前なことですが、医療者間でも気持ち良く仕事をする上では重要だと再確認させられる一例ですね。

また、これまた当たり前ですが患者さんとのコミュニケーションに置いても重要です。

我々研修医に課せられた救急での仕事は先発完投でやり切ることよりも、まずは先発をして情報収集すること。

患者さんから情報収集をして、検査をオーダーしてそれらから診断して、中継ぎに繋ぐこと。

患者さんの疾患が自分の詳しい疾患で無く、完投出来ないものであれば上級医であってもそうすることが仕事になります。

中継ぎに繋ぐ際の他科の先生への説明の方法、帰宅可能な時の万が一を考えた対応方法を含めた説明の方法は十人十色。

おおよそ習った先生なり、研修をしてきた病院なり、専門とする科なりで全くやり方が異なるようです。

患者さんへの説明の方法を見て学ぶのが面白い

これは学生時代には無かった感覚で、見学がメインの実習ではただ「かったるいな~早く実習終わんないかな~」と説明を見ているのが学生のほとんどかと思いますが、自分で診察して診断まで至った時如何にして説明するか、そうなった時に初めて「どうしよう」と必要となる技術です。

とりわけ小児科、整形外科に関しては日勤帯の救急研修に置いては必ず専門家の先生が診察して下さりますし、救急研修中には当院の決まりでそのようになっている為にそれを見学、経験する機会はありません。

日本全国どこの研修医であっても小児・整形は皆苦手でしょうし、まさしく研修医泣かせである為、不安になったその瞬間に上級医を叩き起こし、そして表で裏で叩かれたことがある、のが我々の救急への洗礼といったところでしょうか

...幸い私はありませんが

とかく今日も整形、小児の先生に教えを乞うことが出来て勉強になりました

やっぱりそれだけで独立しているような科はしっかり勉強しないとダメですね。今以上にやらないと、細かいところまではイマイチわかりません。

しかして、こうした専門性の高い知識を日常の救急研修の中でストックしていくと言うのはどうも現実的で無い気がします。というのも各論が多く、分岐ルートが細かい為に、その道だけに絞って最低でも半年、出来れば一年はしないと自信を持っては出来ないでしょう。その度毎にストックするのでは、2年の内に幅広く網羅するのは、数が足りていません。

といっても我々に求められるのは総論としての身体診察技術でして、そこまではいらないとは思います。診察技術には関しても場当たりで学べばそれまででしょうし、各論はプロに任せればいい。しかして、プロに繋ぐ直前のセミプロとしての技術、すなはち診察をした内容を用いた解釈・考え方を各論として議論し、擬似体験を積む機会が必要不可欠かと思います。

世間一般でしているような症例発表を聞く、だけでは私個人的には技にはなかなかなり辛いと思いますから、ケーススタディー形式のディスカッションをする機会、ドクターG的な勉強機会が欲しいですね。

その度にその日のまとめとしてのアルゴリズムと、それに従った説明方法・処方方法までを理解できれば、似た症例に直面した際大きく間違うことは無いでしょう。

アルゴリズムを使いこなし、その人の最善を目指す経験を積み重ねることで、技術としてその人の診療の核として残っていくのではないでしょうか。

そうした勉強方法を一度確立してしまえば、屋根瓦式に受け継いでいけるでしょうし、初めに苦労するだけで済みます。

ただこれだと市販されている本でも良くないかとも思われますが、当院のやり方と合わないことも多々ありますから。

理想を言うなれば荘内病院流のやり方に加え、どこでも通用するような診療メソッドを考察出来れば誰もが安心できます。

上の話を聞いていると大概は上級医とのコミュニケーションで以ってそうした技術を磨いているようですが、中にはコミュニケーションを取るのが著しく苦手で、上手くいかなくて困った人もいるようですから。

そうした層も拾えるような勉強会を作れれば...かなりの理想論ですけどね

残り一年間の研修医生活のライフワークはこれですね。めちゃくちゃ勉強しなきゃいけなそうですけど...いっぱい上の先生に迷惑かけて勉強させて頂こうと思います。

*************

そんなこんなを考えながら、居残りして小児科の先生に質問をして、眠いなーと宿舎に帰った24:30

院外ピッチを忘れたことに絶望し、雪が解けたアスファルトをスニーカーで爆走

氷点下なのに地面が凍らないって素敵ですね、肺が凍てつくのを実感しながら、久しぶりに中距離走

息が上がりながらも着いた研修医室、やっぱりありました

さあさあ帰るぞと研修医室を出れば、外科の先生方の声がします

少し話に行こうかしら、と立ち寄ればどんどん人が集まり気付けば外科の先生は4人も勢揃い

「いっぱいいるなぁ」

とこの時間にも笑みがこぼれる先生方

体力半端ないですよ、緊急手術お疲れ様です

こういう姿を見るとやっぱり外科に憧れますよね

1年目研修医 佐藤

2019年01月15日

研修医

「普通」の言葉遊び

「普通だよ」

こう人に言われた時、「普通って何だよ!!」と感じたことは誰しもあるかと思います。

例えば「あそこのラーメン普通に美味しかったよ」

私もこう言われたら、何も考えず「ああ、美味しいんだ」と思いながら食べに行きますが、言われた通り普通に美味しいと思ったこともあればそうでない時もあったり。

口コミの中でも仲の良い人からのものであれば当たることは多いものの、皆が言ってたことに便乗すると外れのことの方が多い気がする

しかして「ここは中太麺で、スープがあっさり&すっきりめで、魚介系」こう言われればあっ、普通に美味しそうとイメージを持って食べに行けるだろうし、「鶏油が浮いてて、麺が細めでストレート」と言われれば私は普通に美味しくなさそうと感じてしまう

その人のこれまで生きてきた環境なり、好みなりで普通の意味は大きく変わってしまう一例でしょうか。故に気の置けない関係の人との会話でもその人の文化的背景を意識して言葉選びをする、ないしはして貰わないと気持ち良く意思疎通は取れないもの。自分の中の普通と、他者の中の普通は必ず違うもの。

こうした各個人に関する「普通」はどちらかと言えば「一般的」というニュアンスの方が強いでしょうかね。その人の中の物事に対する一般的な見方、考え方が普通と表現される。

おおよそ世間一般が使う普通のニュアンスは、一般的であるものを指していることの方が多いだろう。

その一方で違う意味の普通、すなはち「普遍的」というニュアンスでの普通を使うこともある。

これが医学を学んでいる時に厄介なもので、先生方の診断や治療の方針なんかを聞いて「こうするものなのですか?」と「そういうもんだよ」と返答されることがある。

「と、いいますと?」

と質問をぶつければ、明確な機序が出てきて今後変わりえないだろう普遍的な内容であると回答を頂けることもあれば、経験的に正しいものであり、いろんな考え方があり変わりうる、ないしは変わっていることで医学界隈で一般的な内容であると回答を頂けることも。

「そういうもんだよ」と言われてそのまま真に受けることも多々あるが、有無を言わずにYESと飲み込めばたとえ普通と言われても腑に落ちないことが多いものです。

普通っていう言葉そのものを疑うこともそうだし、その内容さえも疑うことも必要なようです。

しかして、人は普通であることを良しとし、普通で無いことを嫌うもの。

それが普通であるかどうかは良くわからないのだけれど、自分にとって普通で無いのなら、それは得てして居心地が悪い。世間一般の普通に関しても、その価値観に自分が近いのであれば世間がどうも気になってしまう。

近くにいる人であれば尚更、自分の普通に近い方がいいものですよね

小中高大通じて定期的に連絡を取る友達は多くはありませんが、未だに取る友達は皆あまりいないタイプ、私からしたら普通で無くて、話してて全く飽きないタイプです。

中でも中学から仲良しな子でBL好きが居ました。

どうも世間一般からずれている価値観で、初見では8年ぐらいは「えぇっ...」とドン引きしていましたが、最近は慣れてきました。あんだけ楽しそうに話してて語られたら、何が面白くて何がつまらないのかのポイントはつかめるようにはなります、流石に。私は楽しめませんが。

同じ価値観は持てませんが、価値観の理解はできます。少なからず、最近世間で騒がれているLGBTに関しても、メディアを通じて価値観を理解することでより世論も寄っていくような気がします。

その人に世間一般の普通を求める時代は既に終わり、個々人の普通を認め合うdiversityが広く認知されてきています。こういうと、古い世代は自分達が蔑にされているようで不愉快に思うでしょうが、時代が時代ですからね。diversityの中で受け入れてもらうには、自分が受け入れる必要がありますから、なかなか皮肉が効いています。

さて、メディアでLGBTネタが世間でより取り上げられ始めるきっかけとなった、もしくは世論に乗って作られたドラマが昨年春頃に放映された「おっさんずラブ」でしょうか。これこそdiversityだなぁと思いました。

年末一気放送しているのをきっかけにこの三連休で引きこもって、アマプラで一気見しました。いまさらですが。先の知人もやたら推してました(聞き流していましたけど)

めちゃめちゃ面白いですね

男×男でも恋愛ものって成り立つんですね、おっさんが若者にキュンキュンしている構図ですが不思議と嫌悪感が無く、バカにするわけでもなく、普通に面白い恋愛ものとして見れました。

美人さんがどちらも負けるって普通じゃないのに、普通の恋愛ものに見えてしまいます。

何より一話が秀逸で、一話冒頭を見た時点でドラマタイトルを回収、「はいはい、ホモね~」と全く違和感無く受け入れられる作りになっています。

BL本を書いている張本人が勧めるくらいだから、その時点ですぐ見ても良かった...そう後悔するくらい面白かったので早速報告してみようと報告すると

「あれははる×まきだなんて!!!絶対まき×はるじゃないから!!!!世間が間違ってるから!!!!!」

普通に見れば確かにはるまきだが...なぜ世間はまきはるに。確かにそれは同意だが

「しかもあれ、インテリ眼鏡もいるし、オネショタもいるし、幼馴染もいるし全部カバーしてるだんて!!!!」

そういう発想は無かった...

言われてみれば、確かに全方位向けに発信しているから、色んな層の琴線に触れるような作りになってる

ライト層の「普通の」価値観、からヘビー層の「普通の」価値観、などなどターゲットが一つで無いから、見ててサラリと飲み込めるようになっているようです

組み合わせをあらかた網羅することで、視聴者全員に、各人の普通と普通で無いことの価値観の対比をさせる。それもその人の普通を浸食することが無く、「皆が皆、そのままでいい」と優しいお話の為、内容もライトに見やすく仕上がっているのでしょう。ギャグが多めで演技が過剰なのもそれを助長しているように思える、と考察します。

しかして、BL好きな層は組み合わせをそこまで意識してみているのか、と。それが面白みだと語る位ですから言われてみれば当たり前ですが(天井と床で敵わない恋を想像する位ですからね。)

一体その世界との邂逅のルーツは何なのかと問えば、「だいどうじともよーーーーーーーーーー」カードキャプターさくらだと言う

・・・ゴリッゴリの幼児向けの漫画、アニメですよね。セーラームーンとか、プリキュアとかですよ

どうも全ての組み合わせが網羅されていて、皆が共存できる優しい世界が広がっているようです。

これが放送されていたのって98~99年代ですからね。特別何もしなくても勝手に物事が好転したバブル時代の崩壊から、何をしても上手くいかなく、皆が空虚な自分と向き合っていた自分探し時代ですから。

皆それぞれで、皆楽しくってそれでいいじゃない、ってのが流行る時代は自分探しに疲れた00年代後半くらいでまだまだ先。

時代に反して、カードキャプターさくらは現代に通ずる内容を取り扱っていたわけです。

当時にそうした作品を出し、それが流行り、幼児の趣味趣向に多大に影響を与えるって冷静に考えてとんでもないことですよ。それも時代を先行した内容で、現代の価値観に直結するなんて言えば尚更です。

こう見ると現代のお父さん、お母さんは自分の子供達が見る作品への理解は必要なのかもしれません。それを見て育った世代が20年後にどういう価値観を持つに至る影響を受けるのか、これを考察するのは面白いことでしょう。(ちなみにアニメ史、漫画史からの時代考察を漫画家・山田玲二がしていますが、なかなか面白いのでオススメです。)

さて、ここまでだとただLGBTを社会派ぶったアニメ好きが好き勝手語っただけですが、全くもって他人事ではないだろうというのが私の未来予想図です。

というのも、医師は複数科に跨ってLGBTの方の診療に携わることは間違いないからです。

最近見た1動画あたり50万再生クラスのMTFのyoutuberの動画を見ているところ、性転換手術が保険適応になったりと国としてもマイノリティーへの配慮をしているようで。間違いなく手術機会は増えていきます。

聞いていてビックリしましたが、S状結腸を用いたopeもあるそうです。それもprostaも残存させるとか。

形成外科でそこまでのopeをするとなるとは...全く想像もしていませんでした。というか、消化器も関わっているのですかね。腹部臓器を扱えるのは腹外科だけだと思ってましたから。

現在の需要でもこのレベルであれば、より多い需要があるならば複雑な形成手術も研究されていくのは言うまでもありません。

保険適応ならば、より多くの科が関わってこようとする可能性もありますし、具体的な手術法は知りませんが、形成外科だけに非ず泌尿器科、婦人科、消化器外科も関わり、2期的、3期的なものも出てくるやもしれません。

更には今後外科系医師の専門医取得に関わってくる時代も...これまた0ではありませんよね。

また、外科系だけに非ず内科系、ひいては医療者全般にも関わってくることも言うまでもないでしょう。

戸籍上かつ性転換手術をした人が救急外来に来たとき混乱する可能性は高いと思います。

CTを撮れば外見、性別から普通あるべきものが無く、普通無いはずのものがあるわけですから。

女性なのに前立腺を鑑別しなきゃいけない瞬間、男性なのに子宮・卵巣を鑑別しなきゃいけない瞬間を経験する医師がいるでしょう

フォーレを入れるにしても普通にいれていいものかどうか

今後の動向によってはしっかりと勉強して対応する必要があるやもしれません

他人事だけど他人事ではないことが普通なことがあるのが医療業界ですからね

以上、普通という言葉で言葉遊びをしてみました。

こればっかりは全くもって鶴岡感無いですけど...こういうことしないのが普通なとこですから、これまたdiversityってことでどうでしょう?

1年目研修医 佐藤

2019年01月13日

研修医

救急研修終了×fluの到来?

2ヶ月間の救急研修を昨日終了致しました!

救急指導医・SGE先生にはとても、とてもお世話になりました

日勤帯の救急ではtouchしない小児、整形以外の内科的疾患に加えて、たまたまかはしりませんがDissectionもみませんでしたが、その他は概ね広く経験できました

総じて、荘内病院に課せられた2.5次救急の意味がわかりました

正直高校生の頃なんかは「日本海と合併しちゃえばいいのに」なんて軽々しく思ってましたが、そんなん非現実もいいとこです、本当に非常識でした...学生で実習入った辺りから薄々荘内病院の忙しさを耳にし、実際にここに来てみて圧倒的な救急車の数に怯み、研修で回って救急の担うところの大きさを実感しました

地域の中核病院であり、高度医療を出来る施設でありながら1次、2次救急の占める数も相当なものです

といっても3次救急が多い方が問題でしょうが...2.5次救急の意味を考えれば納得できるところでしょうかね

3年目以降で救急専門医なんかを狙う人からすれば3次が少なく物足りないのかもしれませんが、研修医にとってはこれ以上ない症例数とバリエーションで非常に勉強になりました

専門の先生に繋ぐ際も皆さん質問すれば優しく教えて下さるものですから、尚更有意義に過ごせましたし!

来年向けのパワポも研修中に10程度はひな形ができ、ノートも3冊、教科書も5冊くらい増えました

加えて救急の看護師さんが皆優しくて優しくて、私は何も言えません

美しいお姉様方、ダンディーなお兄様方、今後とも優しくお願い致します

***

救急最終日ではあったのだが、どうもいつもと毛色が違う

疾患がどうも年末に見たのと違うのですよ

どう違うかって?

fluですよ、flu

インフルエンザが出始めました

今日だけで複数見ましたし、皆Aでしたね

いくら予防接種をしているといっても当たり年は70~90%、はずれ年は0~50%の予防率だって成書に書いてあるのだから、気を付けねばなりません

接触者を洗い出して、「要注意!!!!!」とICTが活発に活動を始めましたから、厳戒態勢に向けてのアップが始まったところでしょうかね

病院来る前からマスク、手洗いうがい徹底、そしてしっかり眠る

健康第一で乗り越えたいものです

とりわけ正月で睡眠リズムが崩壊してしまってますから、ここ2日で何とか朝型に戻さねば...

なる前にならないようにしなければ、基本的ですが

これから実習に来る学生さんにもならないように気を付けて貰いたいですね

せっかく楽しい鶴岡ライフを送って貰いたいのに、インフルかかって山王に幽閉だなんてかわいそすぎますから...

また、国家試験控えてるフルマッチ組も気を付けて下さいね

気が気でないくらい今勉強していると思いますが、身体大事にした方がいいです

つきなみですが、メンタル保てれば受かる試験ですからね

日に日に近づく春が楽しみですよ

(本音は出来る事なら早く春になって、風ぴゅーぴゅーが終わって欲しい)

切に願うところな、1年目研修医 佐藤 でした

2019年01月05日

研修医

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます

皆様いかがお過ごしでしょうか

私は現在救急ローテート中ということで、世間一般と同じく年末年始休暇を頂けてゆっくりと過ごしております

来年の年始は救急での酷使&酷使に志願せねばならないと聞き今年が人生最後の何もない年末年始のようです

何も考えずに見た紅白は例年になく面白く、何も考えずに見たおもしろ荘はぺこぱ大絶賛と、昨年の切迫感溢れる年末年始との違いを実感していました

勉強に追われないだけでこれだけ気分は楽なのか、と

四月に来る五人の未来のお医者さん達は気が気でないでしょうが、今を乗り切れば必ずや楽しい一年が待ってますので頑張って貰いたいところですね

さて昨年一年を振り返れば、楽しいこと、嫌なこと、どうしようもないこと等様々ありましたが、トータルで見てただただ楽しかった思い出しか出てきません

循環器、麻酔科、産婦人科、内科、神経内科、外科、救急

とローテートしてきましたが、所謂ハズレのタームが一つもない

大学からのたすき掛けの研修医から話を聞くと、「あー○○の科かー嫌だなー、お金貰えないのに週2で11時までミーティングだ...」とか「○○はかなり雰囲気悪くて嫌だなー、あの先生につきたくないなー」なんてのが出てきますが、正直そういう思いをしたことがありません

こんな幸せな研修を送れていいのでしょうか...私はむしろ申し訳なく感じてしまいます

それだけよくして頂いた、好き勝手が許されてきたということですから

加えて研修生活も残り一年になるわけですからお礼を申し上げたいところですが、そんなのを容易く受け取ってくれるほど現金な先生方ではありません

せいぜい私達に出来る事は自分たちのベストを追求すること、入ってくるはずの後輩達を全力で可愛がること、dutyを全てこなすこと

これしかありませんよね、出来る事を今年も元気いっぱい頑張りたいです!!

これまでも元気出し続けてきましたが、もっともっと、昨年以上にアクティブに。院内問わず院外のイベントにも精を出していきたいです

我々研修医は、上級医の先生方と比べて時間があってフットワークが軽いのが売りですから

レジナビ等の学生勧誘も、市民の為のイベントも、何から何まで楽しんでいきたいです

現段階でも今月の第3土日に電解質勉強会、高校の大大大先輩に誘われたノーマライゼーション卓球大会、その一か月後に地元コミセンでドクター出前講座、この間に新潟で学生向けの説明会が予定され、激動の7-8月に肩を並べるイベントシーズンです

学生さんも今月からまた実習で来てくれますし、「あの」待望の学生さんも来ますから、体調万全にして突っ走りたいところです!!

******

話は変わって、鶴岡の冬という季節は、酒蔵から次々と新しいお酒も出ていますから油断なりませんよね

パルに行けば初めてみたようなお酒も続々と

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大山・十水極

「ジューシー」って言葉がぴったり。口の中いっぱいに広がる旨味を生酒独特のピリピリ感でしっかり〆

パンチがあってこれだけでグビグビいけちゃう

竹の露・はくろすいしゅ生酒

「やさし~~~い」って感じ。「あーーーーーっ」って言ってるうちに大分飲んでしまう。癖が無くて誰にでもお勧めできる。あまり日本酒飲まない母もちびちび。

年末に買ったのは二つだけど、どっちもとっても美味しい!

私的に栄光冨士の新・祥源が最近来ていましたが、リピートするにはこれまた頭を悩ませてきますね

どれ飲んでも美味しいですから...

とりわけ甘め、スッキリ好きなら↑のはくろすいしゅは鉄板そう

日本酒っぽさなら十水極でしょうか

手に取ったことが無い方は是非お試しを!値段も四号瓶ですからお手ごろです!

しかして本当に鶴岡は、庄内はお酒がおいしい!!!

この冬の内にくどき上手、大山の生酒、栄光冨士のZEBRA、アスタリスク、奥羽自慢の吾有事、はチェックせねば

中でもじじばばの手元に何故かあったZEBRAを実際に店舗で売ってるのを見てみたいですが、どこ行けば見れるのでしょうか...

ちょっと遠いですが休日に木川屋に行けばもうちょっと見つかるんですかね?

どうも居酒屋にあるものの、店舗陳列がなかなか見れないお酒が多いようです

ということで、庄内の冬は日本酒が熱い!

一杯勉強して、一杯騒いで、色んな美味しいものを一杯して、冬を乗り越えます

実習で来た学生さん達にも鶴岡の冬を堪能して貰えるよう、事前に鶴岡を知り尽くします!

では良いお年になりますように 

 一年目研修医 佐藤 拝

2019年01月02日

研修医

NorthはSouthに

今日を以って、三か月に渡って外科研修をしていた大学からのたすきがけ研修医North氏の勤務が終わる

世代最強の男、知識の怪物であった彼と過ごしたこの三か月は、本当に楽しかった

中でも11月中旬頃のこと

彼はこういったのだ

「土日時間がある時よく釣りに行ってるよ」

***

金ちゃん先生がまだ荘内病院にいた頃、よく「釣りに行きてーなー」と呟いていた

彼の実家は元漁師、嘗ては船を持っていたらしく、幼少期に舟に乗って釣りにいった時の話をよくしてくれた

学生時代金ちゃん先生と、もう1人ノリの良い友達Rと三人で温海の釣り堀にいったことがある

その時、温海だからということで、私のじじも呼び釣り勝負だ、と息巻いた

しかし現実は残酷で、ウマヅラの餌取りに金ちゃん先生とRはグロッキー

二時間も立たないうちに飽きて遊び始めてしまった

釣りはそんなに簡単じゃない

よくじじと釣りにいっていた私は、ただ黙々と魚と戦い続けた

じじの口癖は「魚もばがでねーがら、そんなんでつらいるわけねーろや」

魚へのリスペクト常に欠かさない(まあ私は魚をバカにしているのだが)

暮坪の岩場がちょうど秋だと鯛が爆釣のスポットになるのだが、じじとパンを食べながら竿を放置している際、30cm近い鯛が釣れてしまったことがある

アホな魚はアホなのだ

***

かくして、釣りモチベがあるにしては意外にやる気がすぐ途切れる金ちゃんと私は、Northの言葉に噛みついた

「一緒釣りにいこう!!!!」

すぐさま上州屋で釣りセットを揃え、翌日に備えた

細かい所にまで目は行き届いていた

私も家に帰り黙々と外科結びの練習を

きっと使う瞬間があるやもしれん、と

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翌日は秋晴れそのもので、気分も晴れやか

海風も心地よい

先発していた金ちゃん先生と私は高揚しじゃれ合っていた

Northがおすすめする場所につき、釣りの準備を進める

「こごでなんかつれんなが」

ゴミ拾いをしている小ババ達に話しかけられる

笑顔だったからそれに合わせて笑顔で返す

ここの住民たちは優しいのだな

しかして...ゴミ拾い民はいれど釣り民はいない

たしかここで待ち合わせのはずだけど...

Northに電話する

「どこにいるの?もういるの?」

「もういるよ、もしかして、場所間違えたんじゃない?」

ええ、間違えました...

その海は釣りをする方と、海水浴の二つの場所に分かれていたよう

そもそも魚がいないエリアで竿を垂らしていたようだった

そこでようやく気付いたのだ

「こごでなんかつれんなが?(笑)」

これは煽りだったのだと...ひどいことをしやがる

Northと合流し釣りスタート

サビキも教科書通りにキレイに行うNorthを見て、めんどくさいと思った私は、じじ流の雑な撒き餌で金ちゃん先生のアシストをする

楽しそうで何よりだ

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気付けば辺りは暗くなり、浜風も肌に刺さるような冷たさに

金ちゃん先生はもう最高潮に飽きている

この日はこより20匹にコアジやら何やらが大量、50以上は釣ったと思うが正しい数字はわからない

こんだけあれば美味しいから揚げなりなんなりが作れるぞ

家に戻り、分担して調理

一緒に食べようとF氏も途中合流

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釣り慣れているだけあって、ほいほいから揚げにしてくるNorth

私も負けじと鍋、トマト煮込みにしておいしく頂きました

とかくサヨリのからあげはめちゃくちゃ美味しかった

トースターで焼いてみたけど、からあげのが断然オススメ

サヨリは寿司屋のネタでしか食べたことが無かったけれど、実際釣るのも簡単だし、美味しいから20cm程度の長さはあるものの身は小さい個体でもどんどん釣ってどんどん揚げるのが良いみたい

釣りはこれ以降は日程合わなくて行けてないのだけれど、また時間がある時予定合わせていきたいところ

またねNorth

再び荘内病院で働ける日を夢見ておりますぞ

一年目研修医 佐藤

PS 来年のI君は釣りをするそうなので楽しみですぞ

2018年12月28日

研修医

お世話になりました!

初めまして。

山形大学からたすき掛け(協力型)で研修させていただいている1年目研修医のT.Kです。

志望科は病理診断科です。

10月から3ヶ月間、外科で研修させていただいています。

もうすぐ荘内病院での研修が終わってしまうのが悲しくて仕方ありません。

初めての市中病院での研修であったので初日にはとても緊張していましたが、愉快な同期や先輩、美人な秘書さんのおかげですぐに荘内病院に慣れることができました。

基幹型1年目研修医のS君、F君には何軒もおいしいお店に連れて行ってもらいました。研修医室でも実際にみた興味深い症例について話してくれたり、のんびりと他愛のない話をしたりととても楽しい時間を過ごせていただきました。

S君と2年目のKo先生と一緒に釣りに行ったのも良い思い出です。また行きたい。私と同じく山形大学から来ていた2年目の麻酔科N先生にもよく雑談におつきあいいただきました。

研修医仲間に恵まれた環境だなとしみじみ思う今日この頃です。

外科での研修もとても充実していました。ほぼ毎日オペに入れていただき、想像以上の密度で経験を積ませていただきました。消化管、肝胆膵、乳腺、甲状腺と一般外科の手術をバランス良く経験できました。胃癌や大腸癌などのメジャーな手術だけでなく、胆膵領域の膵頭十二指腸切除術という大学でもあまり経験できない手術に何回も入れていただけて大変勉強になりました。

先生方は優しく指導してくださり、手術や病棟管理だけでなく救急での対応なども勉強させていただきました。私は病理志望ですが、外科になるのも良いなと思ってしまう程に楽しく、充実した時間を過ごすことができました。

研修スケジュールを組んだときは外科は3ヶ月で十分かなと思っていましたが、今になって全然足りないことを痛感しています。せめて半年にしておけばよかった...。

外科の先生方には感謝の念に堪えません。本当にありがとうございました。

最後に、秘書さんをはじめ、実りある研修生活を送れるようにご助力くださった皆様に改めて感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。

いつか鶴岡にも貢献できるように大学に戻ってからも頑張りたいと思います!

1年目研修医 T.K

2018年12月24日

鍋の季節ですね

もうしっかり冬って感じになりましたが、ちょいちょい晴れた日もあるようで

それでも風はピューピューとこれまたしっかり冬らしい

そんな日に恋しくなるのは、温かい食べ物

たっぷりブロッコリーが入ったシチュー、じゃがいもがドロドロに溶けたカレー

定番の家庭料理

これさえ作ればごはん炊いて終わり~なんてのは主婦の味方に他ならない

こと庄内では徐々に顔を出し始める冬の王様寒鱈(かんだら)

奴は油断をしていると食卓に並びよる

汁かと思えば鍋になったり、普通に焼いても美味しい

小児科のY先生に言わせれば、「本場は身は食わない」

まさにその通り、グロイもの程美味しいのがかんだらの特長か

・・・それとも庄内人が野蛮なだけか

時期を少し遡り、今月入ってすぐの頃F氏にこんな指令が下る

「Fよ、鍋を開けい」

私達は、彼女の言うことには逆らえない

ZINさんだ

ZINさんは私達が最も尊敬する、素晴らしいお方

スクラブをスマートに着こなし、手技もスッとする

彼女の手にかかれば元気の無い子もすぐに泣きだす、元気になるのだ

学生さんとのお別れ会も兼ねての鍋が、F氏の部屋にて開かれる

もうこの頃には学生さんとも打ち解け、部活の後輩ばりに雑な扱いになってしまっていたのだが...買い出しに付き合ってもらった

何鍋をするかはノープランであったが、とにかく魚ばっかりの鍋と、肉ばっかりの鍋を作ればいいのではないか?と頭の弱い着想から、魚ばかりの寄せ鍋と、肉を大量に入れた坦々の路線に

学生さん最後だし、と雑にお魚を買い込む

ブリ、タラ、鮭、タコetc...鍋に入れないだろう焼き魚用の切り身もとにかく適当に

大体入れれば美味しくなるさ

ともすればF氏が呟く

「岩のり...買っていいかな?」

即答で許可した。

間違いなく、彼は岩のりおにぎりの虜になってしまったようだ

どこにいっても出てくる〆の岩のりおにぎり

食べ慣れてしまえば最後、普通の海苔には見向きもしない

まあ岩のりを食べたくなる

地元民でもそう

小さい頃母が飲み会で出たやつ貰ってきたよ、と持ってきた岩のりおにぎりはべらぼうに美味しかったのを今でも覚えている

それ故に、岩のりおにぎりを作って!!!と言うも、なかなかうまくいかない

妥協点として出されたのがもやしとふの味噌汁に岩のりin

これはとまらん、納豆ごはんが進む、進む

味噌汁に入れて底抜けに美味しいのだから、そりゃ鍋に岩のり入れて美味しくないわけがない

いくら鍋の中身が庄内浜を表現しようとしてカタルシスを起こしていても何てことは無い

岩のりさえ入っていれば、No problem

さて、ZINさんがいらっしゃるのを待ちながら、鍋の準備は進む

「自分たちでやります」

学生さん達は率先して動く

さすが、バスケ部、サッカー部

きっと低学年の頃はさくさく仕事をしていたのだろう

何とも手際がいい

私も嘗て主将だったころは...なんて目が細くなったものだ

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整形を実習で回っていたのが彼だが、先生指導の元、シーネを手際よく巻いていた

・・・研修医である私はやったこと無いのに、だ

救急で会った際は学生さんでない。私は「先生」と呼ばせて頂いた

respect and respect

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徐々に鍋が体をなしてきた頃、私もチーズダッカルビの調理に隣の部屋で励む

ZINさんは見た目がどうもチーズダッカルビを好きそうだから、(半分煽りを込めて)作っていた

この時点では、ZINさんが本当に好きで、なんなら自分で作ることも多く、それを肴に一人飲みをしているなどとは知る由もない。なんとなく、適当にそう思って作り始めたからだ

コチュジャンが無い私は豆板醤と甜麺醤で作ったのだが...気付けば回鍋肉になってしまっていた

「辛くて旨味あればいいでしょ」

なんて勢いで味覇、ごま油、紹興酒も使い始めた辺りで気付くべきだった

いつも好きで作る回鍋肉と何も変わらない

そうこうしているうちに鍋も完成系へ

ZINさんも仕事を終えて到着

この時点で20:00、「早く終わった方」と言うが流石にお忙しい

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お酒が大好き、ということで色んなお猪口を持ってきてくださるZINさん

これも写真に収めておけばよかったが...第二回ZINRYU会があった際にすることとしよう

ZINさんという呼称に似合わぬ、小柄でおしとやかな先生

学生さん達ともバカ話をしながら楽しい一時を過ごせました

あんまり学生さんと交えてこうした会をすることって無いだろうが、規模が小さいからこそ今回は出来ました

荘内病院らしくマイペースな感じでした

また来てね学生さんたち!

次は孟宗か、だだちゃ豆の時期に

1年目研修医 佐藤

2018年12月24日

研修医

もう春だったらいいのだけれど

朝から晩まで寒く、日の入りも早くなってきた昨今

世間はクリスマスだの、冬のボーナスだのに沸いているのではないでしょうか

私達研修医にはそうした冬の風物詩は残念なことに一切関係はなく、むしろ出会いと別れの季節と春を感じさせる

というのも、、、

たすき掛けで来てくれていた先生が2人いなくなってしまうのです・・・・

荘内病院はと言うと、ご存知の通り山大と新潟大からのたすき掛け研修を受け入れていますが、山大から3か月~半年くらいの単位で来てくれる人がちらほら

麻酔科のSちゃんと、外科のK君

2人とも優秀で働き者でお話し好き

楽しく毎日勉強していました

そんな彼らが居なくなると研修医質も、手術室の雰囲気ががらりと変わってしまう気がします

ただひたすら寂しいですね...

「そういやお別れ会してないじゃん」と急遽決まったお別れ会をS、K、Fとしてきました

〆に食べたかんだら汁があまりに美味しくて、気持ちもお腹も満たされました

F氏も大満足でしたね

大学に戻ればここみたいにのびのびとはやれないかもしれませんが、将来の夢に向かって頑張って貰いたいですね!

夢はペインの第一人者、山大病理の教授でしょうか?一瞬でも皆揃って荘内病院で働ける日を夢見ています

そして、学生さん達に「荘内病院は楽しいよ~」と広めて貰って、是非とも医師確保の一助を!!!

意外とバカにならないんですよ、こういう根回し 

人の力で人を集めるのが一番コストかからず効率良くて、ストレートに良さを伝えられますからね

それに人を集めるには、人が集めなければいけませんから、IT社会になった今でもレトロな口コミと言うのは大事なものです。口コミで気になって来た先生も昔はいたみたいですから

シャッター街並ぶ鶴岡に相応しいレトロさで...だけとは言えませんから、メディアを用いたアピールにも力を入れていきたいところですかね

さて、私が研修している救急も冬の到来と言わんがばかりに冬らしい疾患が目に入ります。

そうした疾患の多くが一発があるようなものですから、上級医の先生も慎重そのもの

秋とはまた違いますね

それ故に、症例に対して真剣勝負をしている先生方の判断基準や、その根拠なんかを盗んで自分のものにしていく、というのが醍醐味でしょうか

自分でわからないと判断すれば、プライドなんか微塵も持たずわかる先生に繋ぐベテランドクターもいますから、そういった姿勢は患者ファーストで考える上では重要なものだと実感させられますね

荘内病院で救急を学べば、日本中どこででも戦える

とOBの先生方は口ぐちに言いますが、それもその筈ですよ。

県内トップクラスの症例数に加えて、指導して頂いている先生だけに非ず、他の先生に教えを乞う閾値が低いだけに非ず、どんなコメディカルの方々も協力的なわけですから。他の科の先生に繋いだ症例も気になればすぐ質問できますから、フィードバックも充実しています。

それでいても、今週はまだ三日しかたっていないのに難しいものばかりで、どっと疲れました

こんだけ疲労したのは初めてです。8時間の手術を3日連続で入るよりも、判断難の症例に3例当たる方が来るものがありますね。先生方と一緒に見させて頂いており、自分に全責任が被らないような環境であっても、緊張感はあります。

医師という職業柄の独特の怖さを身を以って体感している気がしますし、そのお蔭で勉強のモチベーションも尚上がってきております。

救急の勉強をする、と言ってもただ本を読むと言うより、リテラシーを救急寄りにすることが求められているような気がします。

リテラシーと言えば、中学校の授業で誰もが習ったかと思いますが、一言でいうなら「情報の運用能力」とでも言いましょうか

よくメディアリテラシーなんて言葉の使い方がされますよね

荘内病院と言うと色んな大学や医局の先生が入り混じり、救急では救命を目標に診療されています。

目標は一緒でも、目の前にいる患者さんの情報は、医師1人1人によって見え方が異なります。

その人の医師人生のバックボーン、背景なんかが大きく関わってくるわけです。

加えて、その人の医学情報リテラシーによって情報の解釈が大きく変わってくる可能性もあるわけです。

幅広い勉強をしていようと、その分野のスペシャリストに敵うとは限りませんよね。

それ故に、その科のスペシャリストの考え方を聞くだけでは無く、自分の専門では無い科を診なければいけない先生が、どういった考察過程を踏み、判断していくかというのを見るのも、自分のリテラシーを磨く上では大事になってくるようです。

現実に自分が専門の科ばかり見るわけではありませんし、全科当直を謳うわけですから、得意で無いものも見なければなりません。

その際にその科のプロの見方だけでなく、プロでない人が見る時の方法論や考え方を見ることが出来れば、もし自分が苦手な科を診なければいけなくなった時にどう考えるべきか、如何にしてプロに紹介するのかに関するセンスを磨くことが出来るでしょう。

どんな症例が来ても病院にとっても患者さんにとっても自分にとっても最良の選択を出来るほどのリテラシーはどんな医師でも持ち合わせてはいないでしょうが、常に患者に対し正しい選択をする医師と言うのは数多くいると思います。そうした方はリテラシーが正しい方にフィットしているのでしょうし、先生方のお話を聞くとどれも筋が通っていて納得するものばかりです。

一方、私の持つ医学情報リテラシーは未熟そのものですから、正解選択肢を歩み続けることは不可能です。それもそのはず、リテラシーはエンピリックとエビデンスに基づいて形成されるべきものですから、日が浅く、そのどちらも私は足りていない訳です。上の先生と一緒にいるからこそ、何も起きずに上手いこと過ごせているようです(もしかしたら裏で噂されているかもしれませんが...)

それ故に今私がすべきは多くの先生の戦い方を見て、その根拠を集め、疑問点を本なり論文なりで調べて自分のリテラシーを磨いていくことなのでしょう。

F氏と共に暇そうな先生を見つけては声をかけて質問したり、もう周り終わった後の科でも気になったことがあれば先生を掴まえてショートレクチャーをしてもらうようにしています。先生方からしたら「面倒くさい」と思われるかもしれませんが、コツコツ頑張っていきますのでどうかおつきあいをば...

勉強しなくても難しいですが、日々勉強していても医学は難しいですね、本当に。

やる気が漲り、気合い入れると気付けば5冊、6冊単位で本をまとめ買いしてしまいますが...結局先生から聞いてその内容をノートにまとめたりパワポにしてしまったりで、本を読むのと同じレベルで勉強が出来ますから読めていない本が貯まるばかりですね。

とりあえず年内には10冊は完読したいですが...読んでて難しいんですよね

これもまた医学リテラシーが足りていない、と自己紹介しているようなものですが

ということで、色んな先生に学び、色んなことを学べる今が一番楽しいですね。

 

 

 

 

来年からはまた新たなたすき掛け研修医が来るようで楽しみでなりません

鶴岡の良いところをいっぱいリストアップしておかねばと思いますが...こんな寒いところのいいところなんて何があったでしょうか

地元民の私ですら、この時期は実家の味噌汁に岩のりが入り始めることくらいしかいいところが見つかりません

誰か私に、教えて下さい、冬の鶴岡リテラシーを。

一年目研修医 佐藤

2018年12月19日

研修医

荘内病院来年度採用予定研修医懇親会

ここ最近は仕事が終わるともう何もしたくなくて更新が滞ってしまいました

録画したテレビも気付けば20時間近く溜まっているほど、お家に帰ってから何かをするというモチベーションが生まれません

というのも先週雪が降った辺りから、お天道様も冬の気分なのでしょうかね

朝から晩まで気温も低く、風もピューピュー

冬の季節に心がやられます

お天道様には常日頃感謝の気持ちを申し上げているところではございますが、何かが気に触れたのでしょうかね

寒くて辛い

早く春にならないかなぁと10分に1回のペースで思うところですが、春を意識させる企画を昨日開催しました

荘内病院来年度採用予定研修医懇親会

内定者顔合わせ会ですね

普通は3月とかに行うものなのでしょうが、それでは遅いのがこの業界

何を隠そう内定したからといって、必ずそこで働けるとは限らないからです

研修医になる為には、3つの関門

卒業試験

卒業試験を乗り越えた者が卒業の権利を得る為の試験

医師国家試験

これらを乗り越えなければ研修医としてここに来ることはできません

どれも勉強しなければ通ることが出来ず、1日8~10時間程度勉強するのが普通でしょうか

最近の国家試験は受験生のレベル、問題のレベルのインフレが著しく、誰もがネット予備校の授業を受けるのが当たり前、誰もが10万~20万程度国家試験の為に使うのが一般的です

ただ覚えればいいというわけでは無く、各予備校同士の情報戦に巻き込まれたり、そもそもの問題へのリテラシーの有無も問われますし、受験戦争に勝ってきた学生達が本気で勉強して下位10%に入らないように殴り合う試験です

にも関わらず下位10%のラインが日々上昇しているのだからタチが悪い

元々勉強が出来る層の下の方のレベルが上がってくるとなると、中位層でさえ頑張らなければいけなくなってしまいます

モチベーションを確かに勉強を続ける必要があるわけです

要はメンタルですね

三年前にフルマッチした際、同じように内定者顔合わせ会をしたところ、皆が国家試験合格をしたという経緯もあり、ゲン担ぎの意味も込めて今回も開催する運びになりました

私も研修医と働き始めた瞬間から、学生さん達に鶴岡PRと勧誘をし続け、研修医一同自腹を切って荘内病院の為に、鶴岡の為にと学生さん達を連れ回してこの病院のこと、鶴岡のことを知って貰えるように活動してきました

その結果として勝ち取った5人の研修医です

研修医を集めることとは未来への投資そのものですから、医師不足解消の為の重要な布石

20年後の鶴岡の医療の担い手になりうる人材を集める為には安い投資ですよ

加えて、私も後輩がたくさんいた方が楽しい!

ただ、ただですよ。国家試験に受かってくれなければ全く何も始まりません

皆さんのモチベーションを上げること、危機感を煽ることもまた、未来への重要な投資です

来年の先生方、研修委員会の先生方、指導医の先生、秘書さん、研修医一同+ここのOBの研修医を含めて総勢15人での顔合わせ会

発案は研修医陣ではありましたが、上級医の先生方にもご参加頂けるとは、本当に有りがたく嬉しい限りです。

お陰様で皆で楽しいひと時を過ごすことが出来ました

最初は堅い感じだった雰囲気も徐々に打ち解けて来て、来年の先生方も仲良くなってくれました

今からこの雰囲気であるならば来年が待ち遠しくてなりませんね!

キャラクターも面白く、優秀な学生さんばかりですから、盛り上がれること間違いなし

問題だったのは皆仲良くなれるかどうか、、、だったんですが大丈夫そうですね

ただそれ以前に、お願いだからしっかり国家試験に合格して再び鶴岡の地を踏んで欲しいものです

人がいればやれることも増えますし、10人程度であれば、何をするにも全員で行けるギリギリの人数ですからイベントもやりやすい

今は人数が少なくて、勉強会も開けてなく、その日学んだこと、悩んだことをお互いに共有しあう程度ですが、定期的な勉強会や、ICTにアプローチをかけたり等活動の幅を広げていきたいですね

やらされる研修でなく、やりにいく研修

先生方との距離が近く、科と科の隔たりが小さい荘内病院ならではの研修スタイルをめいっぱい利用していきたいところです

とまあ青写真を語り始めたらキリが無いですが、結局は合格しなければ始まりません

何でもいいからとにかく、とにかく勉強をしてください

・・・勉強したくなさすぎて、12月末から本腰を入れ、1日5時間程度しか集中力が持たず、平均より下で楽して合格した私が言うと説得力は無いんでしょうけどね

それでも国家試験まで50日位ならば、500時間も勉強できますからね

死ぬ気でやるなら今ですよ

大丈夫、若いんだから死ぬ気でやっても死にません

お願いだから皆受かって、お願いだから...

切実です

1年目研修医 佐藤

2018年12月15日

研修医

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