研修医の声

現代っ子とコミュニケーション

若者であふれかえり、若者が下から上を突き上げて活気ある病院にしたい

新院長が医局の歓送迎会の挨拶で話していた一節

荘内病院の栄枯盛衰を見てきた院長が荘内病院のかつての輝きを取り戻す為に何が必要か考えた上で、本当に必要だと強く訴えていたのが印象的ですね

元々臨床研修委員会の委員長を務めて、研修医の為に何が出来るかを考えて下さってたのもあり、研修医、しいては若手寄りの考え方をお持ちで、私達も非常に良くして貰っています

研修医、若手も含め自分が出来ることを探して上級医に積極的にアプローチをかけ、それがそのまま通ることも多い病院ですから、そういった教育的な姿勢が今後も加速していくとなると若手にとってはこれ以上ないこと

残り一年ではありますが、一緒に病院を盛り上げていきたいと思うところですね!

さて、全国的に見て研修医のあるべき姿が見直されている風潮があります

昔みたいな奴隷制度では無く、研修医であってもQOLを重視しながら教育的である病院も増え、そういった病院に人が集まる傾向にあるようです

それ故に研修医が選ばれるのではなく選ぶ立場である側面が強く、医局も選ばれる時代であり、あまり過激な勧誘も出来ずにいるところも多いようです

嫌なことから逃げることを当たり前だとする風潮は平成っ子には当たり前、にもかかわらず縦割り社会かつ横割り社会であるこの業界においては、同期・上司とも深い関係性を築くことが求められてしまう。

希薄な関係性しか築けないタイプ、すなはち飲みニュケーションからは程遠い人間性は溶け込むのも難しいことでしょう。

病院全体として活気ある、勢いのある病院は未だに多職種間でのイベントが開催され、お互いがお互いに踏み込んだ関係となることで仕事間での円滑なコミュニケーションを可能としています。

勿論無理矢理そういったイベントをし、義務にしていては現代っ子は敬遠していきます。

また、現代っ子は上司の武勇伝を忌み嫌います。

よくいいますよね、「あの頃は~」「バブルの頃は~」なんて語ってはダメだと。

そういった話をされた際現代っ子でも「食いついてくる」のと、「食いついてこない」のと二種類がいるでしょう。

私は前者ですし、今の荘内病院の基幹研修医は皆前者です。

「食いつくタイプ」は基本的に「どういうことですか?」と話を掘っていきます。これに対し明確な説明や答えをされれば、ただの武勇伝ではありません。それは症例発表ばりの「勉強になる話」であったり、「人格を知る上での問診」であります。

となれば上司の武勇伝の裏側を掘り下げることとなり、もしかしたら上司にとっては恥ずかしい話になるやもしれません。そういったところまで踏み込めれば、その上司をよりよく理解でき、普段のアドバイスや説教の意味をその人間のバックグラウンドから再考察してより深いところで理解することが出来ますよね。

腹を割って話すことが出来れば、他の人間の言う噂なんて全く持って浅はかであると分かりますからね。それこそ、「食いついてこない」なんて浅はかですよ。

要は「自分とは違う時代の人間のことは理解できない」とその人間とのコミュニケーションに関して自ら白旗を上げているわけですから。過激に言えば「コミュ障です」と自己紹介しているだけです。

こう書けば、人の話を聞けない、聞く気が無いってもったいないですよ。

若者であふれかえり、若者が下から上を突き上げて活気ある病院にしたい

誰とでもとりあえず話してみて、とりあえず仲良くなろうとしてみる今の荘内病院研修医陣は、院長の目標に沿う為に出来ることは大きく二つあると思います。

一つはいっぱい勉強して、恐れずいってみること。

皆優しい先生ばかりですから、研修医風情の言葉であってもとりあえず聞いてくれます。それでいて良いと思ってくれれば採用されることだってあります。勉強のやりがいが4月のいっぴからあるというのは、勉強のモチベーションに繋がりますから。

もう一つはいっぱい喋ること。

多くの先生と仲良くなって、多くの先生のことを知って、若手がみんなイキイキと働ければもっと雰囲気が良くなるはずです。

研修医募集も研修医が積極的に動くことで、来年来る研修医も元気な子が多くなることでしょう。

私とFが1年勧誘を頑張った結果来た今年の研修医もみんないい子達ですから、屋根瓦式で良い子が集まり常にいい雰囲気であり続けることが出来れば、病院全体の雰囲気にも大きく影響を与えることが出来るはずです。

現代っ子はコミュ障が多く、人とは深くかかわれない

そんなのとは真逆の人間性の研修医を多く揃え、栄えていた頃の荘内病院の勢いを研修医が持ち、研修医で以って押し上げていければ、オンリーワンの研修病院になれそうですよね。

県内の臨床研修病院もその病院毎で「こんな人がいそう」ってイメージがありますからね。

数年後には荘内病院には「元気な人しかいけない病院」なんてイメージがつけばいいなぁと思うところです。

とりあえずは山形ガイダンスで今年の荘内病院の勢いを県内の他の病院、山大の学生さんに見せつけてこようと思います。

面白さも山形随一、いや日本随一でしょう

だってうちには...お笑い芸人の兄がいますからね、リアルに

漫才を用意して、山形に凱旋することとします

2年目研修医 佐藤

2019年05月20日

研修医

身体所見の話

医局歓送迎会の帰り道、昨年話題にしただだちゃ豆スープの先生とレロレロになって話していた

2週間程度しか回っていない産婦人科ながら、先生方からは多くのことを学んだ

手技をするとか、お薬の使い方だとかそういった研修医が求める一般的な知識だけでは無く、医師としての姿勢そのものを学べたのは今も尚生きている

患者さんへの接し方も産婦人科は独特で、中でも産科に関しては妊婦は自分だけの為に生きてはならない

お腹の中の子供の健康を意識して、時に自分を捨てる必要性がある

その必要性を説く先生方を見て、「すごい言うんですね」と率直に感想を述べた時、返ってきた言葉にただ感動を覚える他無かった

ゆりかごから墓場まで

死生観を常に問われ続ける学問に従事しているからこそ出てくる言葉の重さだろう

産婦人科の先生方誰もが含蓄のある言葉をさらりと言えて、生き方に余裕を感じるのは、それだけの哲学を持っているからに他ならない

診療技術に関しても「腹を触ること」に重きを置くスタイルは何より面白い

今でもよく語り草にするのだが、酔っ払ったノリで先生に再び振ってみたのだ

「いや、あれね。実は理由があるんだよ。」

理由?わかりますよ。お腹の張りを評価する為ですよね、触診は大事ですよね。おおよそ何をいうか検討を付けて聞いていた私は、ただの知ったかぶりだったとその直後、思い知ることになる

「俺大学にいった頃、そうだな6年目ぐらいの時にだな。上の先生と患者のところ行って腹触ったんだよ。そしたらな、少しいつもと肌の感じが違ったんだよ。そんでな、その先生が言うんだよ、採血と画像とれって。」

えっ、肌の感じだけで?湿ってる、湿ってないそれだけで分かったってことです?

「そうだ。そしたらな血栓あったんだよ。腹触るとなそこまでわかる人はわかんだよ。」

「腹さわんないやつはモグリだ、っていうからな。俺は触るようにしてんだ」

でも妊婦さんのは?そこまで触る必要ってあります?

「確かにセクハラだ、なんて言われることもあるけどな。触ることで患者教育になることもあるんだよ。研修医が回ってきた時に腹触って、その所見聞くだろ?」

でしたね。so,soとか

「そうだ。そういうのをな患者さんにするとな、みんな覚えるわけだ。そしたら次に張ったときとか、次の子の時にも生かせるだろう。だからな腹さわんのは大事なんだ」

ここまで考えてるとは...

所見が面白いだけの回診じゃなかった

先生と患者さんに協力してもらって触って所見の程度を上級医と共に理解することって、言うなれば上級医の触覚に伴う臨床的感覚をそのまま移植することにもつながる

他人に何かを教える時難しいのは、その人の五感にまつわる感覚的なところ

それがマンツーマンで教えて貰えるって、実はとっても素敵なことですよね

そこまでの診察哲学が無ければ、ただ患者さんに触って「失礼します」「ありがとうございました」ぐらいで終わっちゃいますから

感覚のフィードバックで以って自分の診療技術の糧になり、患者さんに切迫の感覚を持ってもらうまで繋がるだなんて相当な教育者ですよ

確かに私も産婦人科回ってからお腹痛い人の腹触るようになったし、婦人科系疾患を疑う患者さんの腹痛が来た際も、当時の感覚を思い出しながらとりあえず触ってみるようにもなった

急性腹症で、正中付近に硬結が触れ、卵巣茎捻転を疑って画像を撮った結果、筋腫であったけれども画像を撮る前にお腹を触ったことである程度の鑑別が上がることが増えた

まだまだ年数が浅くて触って一発でわかることは無いまでも、張ってるかとか、危ない腹かどうかは最近は当たる

これもまた触る習慣が当たり前になったからだろう

こうした身体所見を取る重要性は教科書的には明らかでも実際どれほどのものかは、実臨床で使ってみないと分からない

次に回るのは外科、腹を触ることがめちゃくちゃ増える

とりあえず触って、押して、感じて五感で患者さんを感じれるようになりたい

外科版のお腹の所見もまた見つけたいところ

産婦流の「はってはないが、はっているみたい」な微妙な奴を見つけて必ずブログネタに!!!!

2年目研修医 佐藤

2019年05月17日

研修医

誰よりも充実していただろうGW

去年は休んでいた気がするGW

充実していた気がするが...去年は今年程の充実はしていない気がする

私、F共に今年のGWは余りに充実しすぎていた

そのお蔭で翌週は...放心ではあったが

「おっ、こいつら旅行でも行ってきたか」

「これからどこかの旅行レビューか」

「日本酒か?はたまたワインか?」

「また遊んでるな?」

このブログの読者さんであれば、まずそっちを考えるだろう

浅い、全く浅い

そんなつまらないいつでもできるようなことなどの為にGWを使うなんてあまりにもったいない、アホの極みだ

私が旅行するならもっと人ごみが無い日を、何なら振替え夏休みでいくだろう

GWならGWにしか出来ないこと、なんならyoutuberばりに企画モノが何よりいいに決まってる!

そう私とFがやったGWとは...ER研修だ!

春先、秘書さんから打診があった

「GW中はなるたけ救急入って下さいね~。入れる日だけでもいいですから。とっても救急大変みたいで喜ばれるらしいんで~」

人の為に喜ぶことをするのが楽しくてたまらない荘内病院研修医陣

それを聞いた瞬間、私とFは声を揃えて、「全部やります」

「えっ、無理しなくていいですよ!?そういう意味じゃないですから」

「いや、やります。楽しそうなんで」

GW中は放射線、小児科共に全部休みと言われ完璧に暇

小児科に至っては「研修医なんだから休まなきゃダメだよ。」とうれしいことを言って下さる

わかりました、私はGW中はいきません、小児科には

かくして前半5日間はF、後半5日間は私と、GWを自主的ER研修期間としてしまった

働き方改革が提唱される現代日本に真っ向から逆行する我々の奇行

普段は働かせないように細かな規定を作っている当病院も、GW期間中はER上限回数が撤廃される

それを逆手に取った、我々の強硬手段だ

上の先生にも、なんなら秘書さんにも

「正気か?」

と問われる始末

ええ、正気も正気です

ERの回数もdutyは月2回と、他の病院と比べて圧倒的に少ない割に求められることが多く自然とER研修の回数が増えていた我々ですから、入ることそのものへの抵抗も少ない

ただ患者数が県内トップクラスに多いのに、他の病院よりも担当ドクターの数が少なく加えて全科

一見して余りに荷が重く見えるが、研修医が貰える手当が県内最高なのだから、我々もまさにこの時に額に見合うだけの仕事が出来るように研鑽を積んできた

そう、1年の集大成を上級医に見せつける瞬間が来たのだ

「3か月先の自分に会ってくるわ」

これがF氏と私のスローガン

5連勤で得られる経験値は日数にして3か月分

何なら連勤ボーナスとGWボーナスまでついて半年先の自分の姿も見えるはず

ERを経験すればするほど知識が増え、出来ることも増えてくる

普通は嫌がるハズなのだが、私達の向学心を満たすだけのものが荘内病院の救急には見えていたからだ

GWの2週間前から私はそわそわしていたし、普段とは違う短期集中ER修行へのモチベーションは日に日に高まっていた

―――

かくして突入したGW

3日目を過ぎたあたりでFから連絡が来る

「普段のERと全く違う。忙しすぎるし、見れる疾患もふだんとは別、色物ばかり。めちゃくちゃ面白い」

これを聞いてすぐ私は、昼夜逆転しながらもすぐさま病院に行きひたすら救外カルテを眺めた

異様な人数と軽症から重症まで、年齢も幅広く、疾患の幅も広い

普段かかりつけにかかってるレベルのものが数多くいた

いわばド直球の1次救急、少し処置して帰せるレベルの、私達が日勤帯では経験することが乏しい症例

喋りの力が求められるし、少し知らないところがあっても調べながら、聞きながら捌かねばならない

5日目を終えたF氏と会った

明らかに自信に満ちている、やり切った顔だった

「未来の自分に会ってきた」

そういう彼も未来の彼

次に彼とあった時には、気付けばGWは終わっていた

それ程に多忙で、没頭できて、充実しすぎた日々

余りに面白いと終わっていることにも気付けないほど

初めは日勤帯で8人しか見れなかった

それが10人になり、12人になり、自分出来ると思った矢先に重症疾患を引きすぎて7人を見て、翌日に10人

なるたけ丁寧に身体診察をしながらも、カルテも十分量書いて、患者さんのニーズに応えながら早く帰せる人は早く帰って貰い、待ち時間も出来るだけ短かく出来るように

5連勤前と後では要領の良さが段違いだとも思う

「先生ありがとうね」

上級医や看護師さんにそう言われて、以前はお世辞だと思ってはいたものの、今回ばかりは確かにそうだろうな、と調子をこいてみたくもなる

Fも「これ研修医居ないと辛いよ絶対」と言うのも理解できた

救急車が来たらすぐファーストタッチできる人が必ず1人いたし、溜まっていく人数も少ないように思えたから、我々第3日直がいた方が回っていたようだ

しかし、他の病院ならERにdutyで研修医を配置してそうでなければ回らないと聞くが、いなくても回せる要領の良すぎる先生が荘内病院には不思議と多い

環境がそうさせるのだろうか

そういった先生達に揉まれて来た意味が、GWで分かりましたね

手取り足取り教わったわけじゃないけども、親の背中を見て育てば見える世界もあるというもの

自分に力が付いてきたと実感出来て、自分に自信が持て、めちゃくちゃ勉強になったGWでした

次の長期休みも戦地に赴きましょうか、狙いは大みそかですね

...なんて調子に乗ってると足元救われるでしょうから、また身を引き締めて研修をしていきます

2年目研修医 佐藤

2019年05月14日

研修医

帰すか帰さざるか

ERに来る患者さんが何を考えてくるのか

苦しいから?はたまた不安だから?入院したいから?入院したくない?

ER診療の場数をこなす上で私が新たに悩みとして抱くようになったのが、患者さんと協力して医学的にも患者本人としても妥協できるゴールを探すことが難しいこと

デカい病院みたいに来る症例全てが死にそうな病気で入院確実、検査もフルコースで出来るのとは違う

患者さんの重症度が全く持ってバラバラで、ここで見逃したら最後その患者さんは最悪死ぬかもしれない

その割に、不安だからと言って全例入院させるわけにはいかず、お家で様子を見れるならば帰れるようにしていかないと病院も疲弊し地域医療の崩壊が加速化する

それ故に判断にプレッシャーがつきもので、そのために帰せる基準、返せない基準を見定める力が重要となってくる

これがなかなかに難しい

元から入院して治療をしなければいけない患者さんしかこないのならば勉強する内容も、適当な本さえ読んでいればいい

一目ヤバい、と思えるような患者さんであればもう入院するしかない訳で気が楽、今すぐ死にそうな状態を回避しつつ担当の先生を呼べばそれまで

研修医目線でのむずかしさはむしろ、入院させるかさせないかのところ

当院の一泊ナイト入院のシステムはこの意味では非常に市民のニーズに即していて、帰すか帰せいかといえば帰せなそうな患者さんを拾い上げる

だがそれよりも難しいのが、明らかに帰せそうだけど、ICがイマイチ上手くいっていない場合

医学的に大丈夫ですよ、と伝えるのも微妙な状況であればあるほど難しい

「せっかく病院に来たのに」

いくら丁寧に説明をされても何も処方されず、明日専門家受診して下さいね、と言われてすんなり理解できる患者さんばかりでもない

その際に例えば入院するならば具体的に何日間入院してどういう治療をして~まで知らないと言葉に説得力が無い

一通りの科をローテートすることで、現実に行われる医療を知れれば、「別に家で見るのと変わんないです。それでも入院をしますか」と本人に入院の意思決定を促すことが出来る

しかして現実を知ったうえで、適切に患者さんに現在選べる択を提示し、その択一つ一つを説明できるかは説明の方法を理解していなければわからないというのが本音

説明のやり方もある程度テンプレがあり、聞き手がつまづくポイントが決まっている

それは理解していたとしても、これまで入院が必須のはずの病気で、中でも入院が不必要な状態の場合に説明するのが本当に難しい

上級医にそれで釘を刺して頂いたことがあるが、それでも釘を刺して頂けなければ得られない考え方も多くある

こうした考え方一つ、視点一つを知れれば他疾患にも応用できるし、応用する思考過程もまた振り返れば新たな発見にもつながる

ゴリゴリにお金をかけて何から何まで検査して入院して大した治療もせずに患者さんの時間とお金を奪うのはサービス業に置いては最悪に近い

やるならば誰も損せず皆が納得するような選択をしていきたいものだ

中でもその選択に最も寄与するであろう能力は超一級の診断能力よりも、超一級のコミュニケーション能力だろう

私が吸収すべきは上級医のトークスキル

ERに出れば出るほど、経験のある先生の言葉ははっきりとわかりやすく、それでいて深みがある

言い方や表現をそのままパクって使ってはいるけれど、最終的には自分なりの言葉や芸風を見つけていかねばならない

より多くの人を相手に、より多くの人に納得されるような説明を

医学的知識とコミュニケーションスキルが有機的に繋がるその時...本当に人を診れていると言えるだろうその時を夢見て、日々の診療に没頭していきたいですが、先が長いですね

精進、精進です

二年目研修医 佐藤

2019年05月11日

研修医

ふとテレビを付けたら救命病棟24時

なーんにも見るものが無いしやりたいことも無い

そんな時でなければもはやテレビを付けなくなってしまった私ですが、こういう時は何も考えずBS

この前付けたら懐かしいものが

救命病棟24時

ちょうど私が小学生の時、江口全盛期の頃やっていた医療ドラマ

1期の時は母に起きていてでも見ろ、と当時小2とかその辺りだったろうに見た記憶が今でも尚

確か心臓のopeとかSAHがネタで、なまじかかじっている母の簡素な解説を聞きながらすげー世界の話をしているんだなー、すごいなー、と今思えば医療関係に就かせたいという洗脳教育を受けていた私

看護師さん達によく聞かれる「なんで医者さなろうと思ったな?」

という問いには、多くは母親の救命病棟24時洗脳教育の結果です、と答えていますが実際影響は大きいかと

(でも実際はある程度学力が付いてきていて、頑張れば医学部に受かりそうだから良い目標として設定した、というのが進学校の医学部志望者のあるあるかとは思いますがね)

いいですか、子供を医療職に就かせたいなら医療ドラマを小さいころから見せましょう!ナースマンとかナースのお仕事とか僕の診断は絶対だとかバチスタの緊急オペェ!?とかいっぱいありますからね

話を戻して、たまたま見たのは第2クールの7話

調べれば2001年の作品です

もう18年は昔の話...となれば今の医療と全く違うのは明らか

加えて私も今の医療をある程度かじってるわけですから、かなり新鮮な気持ちで見れました

まず序盤からして面白い!

COPD急性増悪の患者が運ばれてきて、宮迫が「気管挿管や!」と盛り上がってる最中、

「BiPAPだ!」

一同「ふぇっ...?」「何それ...知らねぇ」

ええええええええええええ

今や普通に使われてますよね、当時最新だったものが今や学生レベルでも当たり前なデバイスですからね

昔はきっと医療者が見ていても「何やそれ!挿管やないのか!」と、あれを見た研修医が翌日議論していたに違いないでしょう

また舞台となる救急も3次救急、病棟もしっかり持っていますしICUの管理もしている

現在県内でもそこまで救急が機能している病院なんて一つあるかないかなのに、舞台となっている場所は今でも誇れるレベルの超最先端

ERで手術まで出来る施設ですからね

しまいにゃPCPSまで回してますから、伊藤英明は随分いい研修病院で研修していますよ...生命保険が医局に自由に出入りできるガバガバセキュリティーだけど

また、こればっかりは時代なのかもしれませんがスタンダートプリコーションが全くなってない!

ナースキャップなんて汚物を被り、誰もマスクしないし手袋も全然!汚いよみんな!

それに普通のサンダルはいてて、血を浴びそう。穴なしクロックスのがいいのでは?

そんなツッコミしていると「昔はビニール手袋さえケチってた」と母のコメント

患者に触れる時はマスクして手袋して~なんて当たり前で昔から誰でもやってそうなことでも、歴史の中で定着していく何らかのイベントがあったんだなと伺わせる

また、移植問題、DNRにも触れていてたった1話の中にも密度が濃い

メッセージ性高い作品で色々考えさせてくれますね

少なからず何も知らず、ただ受け入れる他無かった小さい頃と比べて今見るのとでは見え方が全然違う

その中でも各疾患ごと試験の中で問題となる点と、実臨床で問題となる点は異なりますし、おおよそ職種ごとでの見え方も大きく異なってくることでしょう

そこで私閃きました

荘内病院のオリエンテーションに組み込めばいいんですよ、救命病棟24時第1クール~第3クール視聴を

全職種合同で視聴後に感想、考察をぶつけ合わせて、時代背景と疾患別の問題点を各職種ごとの着眼点を持ってすり合せて解決法を模索していく

これはまさしく、高い倫理観と、他職種を尊敬すべきとした、院長10箇条に該当しますからこの上ない方法でしょう!

さっそく臨床研修委員会で進言さねば!名案だ!

しかし

「救命病棟見てる時間があるなら、救急入った方がいいんじゃない」

と一蹴される未来しかありませんが...

臨床経験に勝るものはありませんからね

とりあえず全クール見返したいですね、時間があれば...

2年目研修医 佐藤

2019年05月04日

研修医

つるおか

四月ごろに取材頂きました広報誌つるおかに載りました!

色々宣伝なればと受けてはみましたが、実際手元に来るとこっぱずかしいですね

病院に行くのが怖いですよ...

「先生、のったっけの」

と満面の笑みでマウント取りに来るお姉さま方の姿が目に浮かびます

・・・あまりに煽られたら次回以降の記事でお姉さまがおばさまになっているかも

ブログ書きまくってるのも晒してしまいましたから、より一層研修に励まないと「本業はいずこへ」と言われかねませんね 笑

一番市民と接するのはERですから、救急対応の勉強をこれまで以上にしてしっかり研修している姿を見せられれば、と

とりあえず、本をいっぱい買わなきゃいけないようにAmazonゴールドカード契約しました

10万円分買い物しないと元が取れませんからね、そこは研修医らしく本で相殺しようと思います

先月も小児科関連で5冊くらい買いましたが、うち一冊は研修医室に同じのあってほぼほぼ繰り返し読まないようなけいれんガイドライン...ちょっと悲しいですが何とか読みたい

はてさて、広報に載るともなれば両親じじばば辺りが面白がっていて、これはこれで孝行かと勝手に思ってはいますがどうでしょう

一般社会においては衆目に晒されることで「○○の子が~」とか話が広がっていくのが一般的でしょうが、こと鶴岡は衆目に晒される前が面倒くさい

ひとたび出てさえしまえば情報はそれ以上足そうにも、足しづらいですからね

一番はろくに知られていない、噂段階が面倒

「ほれ、○○さんちの孫は」とか、「ほれ、○○さんちの子は」

こうした田舎特有のじじばばネットワークが、より狭いコミュニティーで情報を膨化させていきます

高校時代、数学一教科で県一位だっただけの私が気付けば神童扱いされ、主要教科東北一位になっていたわけですからね

いい迷惑、そんなんだったら受験で苦労していませんよ、と

しかしてしっかり広報でどこにいて何をしているかが明らかにされれば、あるかないかわからないような噂は立てられないでしょう

何と、鶴岡市と協力してはじめてじじばばネットワークに勝利したと言っていいでしょう

口コミべースのアナログなコミュニティーには、同様にアナログな紙媒体が有効だなんて、情報戦にしては随分と斬新な手法...ネットを使わない層にはなじみ深いメディアで勝負すべきだ、と

一方で紙媒体を読まない若い層には、デジタルデバイスで広がっていくもの

高校の同期で外科医をやっている友達からLINEで

「こんなの送られてきたぞw」

と、どこで何をしているかもわからない保育園小中の同級生から広報の写真が送られてきたと報告が

まだしっかり覚えていて貰えて光栄です

二年限定とはいえ、せっかく地元に帰ってきましたからね

その割にあんまり地元の人と絡み無いですからね...絡める余裕もないんですがね

みなさん、私は元気ですよ!

元気ですからもっと仕事をさせて下さい!

ドクター出前講座をどこへでも呼んで下さい!

私に新ネタを作らせて下さい!漫才をさせて下さい!

今年の1年目は...最高に面白いですから、笑い転がしてみせましょう

2年目研修医 佐藤

2019年05月01日

研修医

アトピー性皮膚炎とアレルギーとスキンケア

ちょうど小児科ローテート中に学生さんがいる、ということで各先生がショートレクチャーをしてくださいます

アレルギーに詳しい先生の講義を一通り聞いてからは、アレルギー関連の病棟イベントがあるとPHSを鳴らしてくれるように

A先生「これから負荷試験やるよー」

ピーナッツアレルギーの人にピーナッツを少量ずつ投与して経過を見る

ピーナッツバターの、ピーナッツ100%のものを買ってきてもらい、それを先生私物のはかりで数g単位で細かく調整して少しずつ経口摂取

「これ食べるのしんどいんだよね~少しなめてみる?」

木べらについた、捨てるはずのものを少し頂く

あ、担担麺に合うやつだ

コクがあって後に引く、ゴマをすり下ろしまくったようなお味

流石にこれ単品で食べて美味しいなんて言う子供が居たら、もはやおっさんだろうな...

しかし、純粋なピーナツバターなんてあるんですね

自炊に使ってみたい

「スキンケアやるよ~」

そう呼ばれて身に行けば、皮膚があれている子のお風呂の入れ方

よく石鹸を入れるアミアミを使って看護師さんがわしゃわしゃ泡を立てる

およそ5分弱すると、最初は桶に少量しかなかった水が、桶いっぱいの泡に

角が立ち、掌に付けて逆さにしても落ちないほど

「なるたけ空気を含み、大きい気泡を含んだ泡を作って、それを塗るようにして洗うんだよ。なるたけ皮膚が伸びてる状態で。脇とか肘とか曲がるところをしっかり洗うのが大事なんだよー」

ふむふむ

皮膚に優しい

「皮膚の状態をキレイに保つと喘息とか食物アレルギーとか、色んなアレルギーになる可能性が下がるんだ。だから洗う時に気をつけたり保湿をするのが大事なんだよー」

スキンケアで将来の病気を防げるなら、泡立たせる労力やら保湿の労力やらは安いもんですよね

しかして体を洗うの一つで技があるとは知らなんだ

自分でもやってみよう

おうちで早速泡立ち実験

以前ドンキで買った1000円くらいのボディタオル

アミアミが細かくて柔らか目の国産の「泡立つタオル」

お水は習った通り、桶をひたひたするぐらいにうっすらと

適当に水で濡らしたタオルにミルキーな石鹸をくぐらせごしごしと、水に石鹸を溶かす

石鹸を取り出してめっちゃ力入れてゴシゴシゴシ

・・・凄い泡立つのね

1分もすれば桶いっぱいの泡

3分もすれば硬めの泡

「ちっちゃい石鹸ようのアミアミで十分に泡立ちますよ♪」

看護師さんがお父さんお母さんにそう説明していたのだが、確かにそれはその通り

でも、もっと泡立ちが簡単な奴がありますぞ、ドンキに

たっぷりできた泡を体に塗りたぐる

泡がつぶれる時に汚れが取れるらしい

全然擦ることなく塗っただけでシャワーを浴びる

凄いスッキリ

ボディタオルって、体洗うためじゃなくて泡立たせる為なんだね

今まで知りませんでした

――――

しかしてアレルギー関連って、今も尚研究対象で台風の目になりうるジャンルですよね

硬めの泡を一瞬で作れるタオルなんて売り出せば、それもアレルギー学会公認だとか付加価値付けて2000円~3000円とかで売り出せば普通に需要ありそう

泡だて器とか、電動でも全然買いそう

・・・って私が考えるくらいだからもう出てるんでしょうね

食物アレルギー予防の為の、少量抗原エキス、カプセルなんてのも20年後には一般化してそう

私も少しアトピ-っぽいですから、趣味で少し勉強してみようかね

実際に小児科にならないと関係なさそうなところに踏み込むと予想以上に面白い

総合診療の科だけあって、毎日細かい発見がありますね小児科

2年目研修医 佐藤

2019年04月28日

研修医

初宿直

先日初宿直をしました!

えっ、この時期に初?と疑問に思われる学生さんも多いでしょう

荘内病院の救急形式はほかの病院よりも宿直が遅く、二年目春からとなります

基本的には管理宿直のベテラン先生が1人ついて下さり、何かあれば気前よく飛んできてくださいます

O先生「最初だから気にしないで呼んでね(ニッコリ)」

私「分かりました!めっちゃ呼びます!」

と意気揚々に

良いと言うなら遠慮はしませんよ!

O先生「でも、この前のFの時は三人しか来なくて平和だったんだよね~」

なんだい、そいなら私もそうでしょう

日頃の行いは悪くは無いはずだし

しかして初の宿直ですから、定時で帰って三時間は寝てからPM 23:00のERへ出撃

私「今日は完徹でレポート書くんで!」

ややフラグ気味の一言をERナースへ

研修医室でレポートを書こうとすると、「おつかれ~」とFが

おいおい、どうした。君は学生さんと焼肉に行くはずでは?

「緊急で処置するからって呼ばれたんだよね~」

まじか、宿直は暇でもこういう呼ばれ方するのか

どんなのどんなの~と聞いたりしていると気付けば一時間

あれれ、宿直余裕では?

流石に夜中に来るわけないでしょ。

全然来ないなら起きてる意味もない

ルーティーンのウェブ漫画呼んで寝ようかしら、レポートなんてどうでもいいや

自分の世界に入ろうとスマホをいじると、さえぎるようにPHSが鳴る。はい、いきます。

最初の患者さんはノロっぽい。時期でもないのに何でだろうな...。

んでも大人の腸炎シリーズは結構見たことがある。そう見えて重症だったパターンも見たことがあるから自身を持って見れそう。

とにかくしっかり鑑別して丁寧に丁寧に...看護師さんが「へぇ先生そこまでするのね、優しいね」と少しチャチャを入れてくるが気にしない。だって私は研修医、腸炎で休んだ一週間もございます。

夜中にわざわざ来るくらいだから、よっぽど酷い症状なのでしょう。少しは良くして上げてから返してあげたいんです。

なんとか捌いたところで救急車。前振りを聞くと「何やそれ」状態。すぐに先生に電話、すっ飛んできてくれました。

もうこの辺りで私は心がゆったり。呼んですぐにきて下さる救急はこれだけ心強いのか、と。

初めての宿直だったが、デビュー戦としては平常心でやれそう。やはり荘内病院の先生方は心強い。

加えてそうした先生から学んだ技術もある。大人相手には十分戦えている。

あまり経験の無い小児に対しても、小児科ローテ中である程度は経験できた。

・・・その割に全然救急に子供来なくて、あんまり見る機会が無くて不安だったけど今のところ子供はきていないし。

ただ管理宿直の先生に加えて、事前に小児科の先生に「めっちゃ呼ぶんで優しくしてください!!!!怒らないでください!!!!優しくしてくださいね!!!!」と声を大にして宣言してるから万一来て悩んでも大丈夫。

今日という一日は平和であることは確実だ!!!!

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もうどれだけの患者を診たのだろう

10人...同一救急時間帯でこれだけの見たことはそう無い

AM5:30 満たされたはずの心は、もう擦り切れている

始まりは、自信を持って診療したはずの胃腸炎か

あれから子供達が立て続けに胃腸炎症状で来院し、立て続けに入院に

同じような診察を、それも子供相手に複数続ければ、どうも自信が付いてきてしまった

反復練習はそのまま力になるようだ

鶴岡で何か流行っているのか...考えるのももう無理だ。疲れた眠たい

AM 6:00 30分はうつろうつろとしていた。PHSはならない。患者は新たにはこないらしい。研修医室にも光が差し込み、朝になってしまったよう。この時間誰も来ないはずなのにパチンパチンと音が鳴る。誰か来たようだ。一年目のKDだ。自主的な採血実習をしに来たと。偉いなほんとに。

AM7:00 また30分ほどうつろうつろしていた。PHSはならない。患者は新たにはこないらしい。研修医室はもう明るい。完全に朝だ。窓を開ければさわやかな風。そろそろ外科ローテータ―が来るころだ。のそりのそりと誰かが来た。一年目のUAだ。自主的な採血実習をしに来たと。こいつらほんと偉いな。

AM7:30 どうも患者さんが来たようだ。S先生に繋げる位までは仕事を進めよう

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こうして終えた初めての宿直、いっぱい胃腸炎を診させていただきました。

O「頑張ったね、お疲れ」

こう労っていただけると、嬉しいです

また頑張りますよ!

二年目研修医 佐藤

PS

この日を境に、ERにノロウイルス罹患者が続々来院

何故か流行っているみたいですね

小児であれば特定の幼稚園・保育園・児童館か?と思って聞いてみると、意外とバラバラ

市内全般で流行っているようです

学生さんと原因は何か?と考察してみましたが、お花見じゃない?と

特定の食材と言うよりかは、人の集まるところに行ったから貰った、と考えた方が筋が通りそう

ただ断定できませんからね

一度流行したということは二次的、三次的に感染の波及はあるでしょうから、市民の方々は外出後の手指衛生を気を付けましょう。

身の回りでかかった人が居た場合は、吐しゃ物、下痢の処理にも気を付けて

本当に辛いですからね、ノロ

・・・過去記事に私の苦しみ自白がありますから

ERの来院患者に自分の名前が晒されるのは何とも言えない気分ですからね

2019年04月25日

研修医

小児科はうんこが大事

やっぱりうんこって面白いですよね

今世界のトレンドは腸内細菌、うんこを作るおえらい方々にいろんな研究者が虜ですよ

うんこに世界が虜なんです

去年看護体験して思ったのも、人それぞれで全然うんこのにおいが違う

これは食生活だけでなく、疾患によっても異なるんじゃないかと直感したのもおおよそ科学的に証明されるだろうことは容易に想像がつきます

腸内細菌が疾患と大きく結びついているというならば、腸内細菌のバランスによって作られるうんこのにおいにも違いがあるでしょうから

病態によってうんこの臭いが異なる可能性は否定できないでしょう

今後うんこの臭いが何かしらのスクリーニングに利用される可能性は絶対ないとも言い切れない気がします

・・・ないですかね

先日一か月健診を見学していた時、先生が

「うんこのにおいかぐ?」

「うんこ!?かぎます!!!!」

と喜んでかいだ私

いやいやいや

臭くないうんこなんてあるんですね

母乳栄養児はビフィズス菌が多いために、うんこの臭いが甘酸っぱくなるそうで

加えておなかもポンポコ、おならもぷっぷ、少し黄色がかる

こんな傾向があるようです

いい腸内細菌がいるからこそ、ガスもいっぱい作って、甘酸っぱいうんこを作ってくれると

この日は母乳栄養児ばかりで、みんなぽんぽこおなかで可愛いったらありゃしない

先生もにっこりしながら健診ですからね

素敵なお仕事ですよ

こなれた健診でサクサク進んでいきますが、それをこなす先生の背中を見ているとなんだか人の一生を見た気がしてじーんとくるものがあります

多分、嗅いでみたうんこが臭かったら、こんな気分にはならなかったことでしょう

やっぱりうんこは大事ですね

赤ちゃんはとにかくキレイ、見ているだけで幸せでした

そんなこんなでうんこで盛り上がった後に、アレルギーのお話をレクチャー

その際に出てきたのもまた腸内細菌、すなはちうんこ

アレルギーの発生に腸内細菌関わってる~みたいな話が出てきてあまりにタイムリー

生まれてすぐの健診からうんこの臭いが議論され、健康に生きるためにうんこの元の調節方法の研究が絶賛されている、と

もうこうなれば、世界はうんこ中心に回ってるんじゃないかと

うんこは子供だけが好きなんじゃなくて、大人も今や大好きなものに

もういつだって、どこだって、なんだってうんこ

うんこな記事を書いているところで、abdminal pain &constipation

座った瞬間気づく、普段とは違う便座のフィット感

まさかと思い手を伸ばすボタンは...最新のTOTO

確かにすごく古い型だったから変わるのも当たり前のころ合いかとは思うが...荘内病院もまたうんこに積極的

そういえば腸内細菌の研究所が慶応にありましたよね

鶴岡市、侮れない

やっぱり一回ぐらいはうんこの研究してみたいですね

臭くないうんこにするためにはどういった食生活をすべきかとか、どういった腸内細菌を飼うべきか、とか

もう研究されてそうですけど

もしそういう論文あったら小児科の抄読会で出してみたいですけど...さすがに怒られちゃいますかね

時間あるときうんこの論文調べてみますかね

二年目研修医 佐藤

2019年04月21日

研修医

小児科研修中です

現在小児科研修中です

荘内病院の当直は全科当直、子供から大人まで見なければならないということで、小児科は必須だろうとローテートしていますが...めちゃくちゃ難しいですね

とりあえず本いっぱい買っては見ましたが、5冊くらい積んでる状況です

注射するにも張りのある中年からよぼよぼなじいさんばあさんばかりだった中で、急にムチムチハリハリピッカピカなちびっこ相手となると全然感覚が違う

針を刺すまでは見えていたはずの血管が刺した瞬間から姿を消し、刺さったはずなのに逆血が来ないなんてのもザラ

普段刺している血管とは細さが違いますし、何より注射慣れしていないものあってただただかわいそう

すべて一からやり直しですよほんと...

大人相手のAライン、ルンバールは自信もってできるようになったのに、Vは自信ありません...研修医あるあるみたいなんですがね

そもそも論として自分の見えている視覚情報と、自分が触っている触覚情報が、自分が感じている対象の情報を正しく反映しているとは限らないのではないか、とさえ

見えているものの場所が、他者あるいは対象そのものが見た際と全く同じかどうか至極疑問でなりません

というより正しく立証できるわけないですからね

確実であるといえない限りは、それは疑わねばなりませんから

どの手技をするにしても結局行きつくのは感覚的な議論となる訳で、いくらやってもできない場合はその人にはそれは生来向いていないのではないかと考えてしまいたくもなる

そうした思考停止を許せないというならば、感覚の定量化を行わねばなりません

よくうまい人の手技を見て学べと言われますが、一度見ればほかの人との違いなり細かな工夫なりはすぐに気付けます

関節単位でどういった動作を行っているかまでも数度見ればわかります

ただ唯一わからないのが、力加減

運動を行う際どの筋にどれだけ力が入っているか、関節を動かす際にその人はどれだけの労力を要しているのかはその人でしかわからない

すなはち感覚の定量化

しかして、それって困難ですよね

すべてを高い再現性で以てして模倣出来るのであれば、なんだって完璧にこなせるはずとしても、そのたたき台をうまく設定することが出きればチェックポイントも無くて研究も滞りますから

もうこうなれば聞き取り調査するほかありません

どの手技をするにも、どれくらいの力が入っているのか、その人における三段階程度の評価基準を目安にして教えてもらうくらいしか...

それで気付いたのですが、私どの用具を持つにしても力全く入らないんですよ

卓球してたせいでラケットもめちゃくちゃ軽く握る癖がついてて、日ごろからペンでもスマホでもよく落とすし

多分、病院のどの職員よりも針を軽く握ってる気がします

どうもそれがよくないらしい

そりゃそうですよね

感覚を鋭敏に感じるなら、保持しているものとの接触面積を広げるくらいしか方法はないですから、より手との接触面積が広くなるように持つか、強く持つことで手の深部との接触面積を広げるか

言い換えれば、深く握るか、強く握るかですよ

どうも小さいものを持つためには、強く握る方がいいみたいですね

卓球だったらこんな結論は絶対に認めたくないですが、医療行為ですからあきらめるほかありませんね

何せ私も注射されるの嫌いですから

全然痛くないって言われるくらいすっと入るようになるならば...強く握りましょう

早くうまくなれればなぁとは思いますが...

刺されるの嫌だから刺すのも嫌で、気が引けるんですよね

やっぱり注射されるのが苦手な人は注射する側に向いていない気がする、今日この頃

二年目研修医 佐藤

2019年04月18日

研修医

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