指導医紹介

臨床研修委員長/外科

氏名 専門分野 出身大学
坂本 薫 消化器外科 山形大学

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年間手術数600件前後、上部・下部消化管、肝・胆・膵・脾、乳腺・甲状腺、そして小児の外科診療を総勢6名の外科・小児外科医で行っています。また、手術以外にも、外来化学療法室を利用した抗がん化学療法や、緩和ケアチームや栄養サポートチームと密な連携をとった緩和医療や栄養指導など、多職種協働の積極的なチーム医療に主導的立場で取り組んでいます。当科は人間性豊かで、手術のうまい、健康的な臨床医を創造する人間道場です。やる気、体力のある諸君(知識の多寡は二の次です)のチャレンジを期待します。

プログラム責任者/小児科

氏名 専門分野 出身大学
佐藤 紘一 小児科 埼玉医科大学

紘一先生.JPG荘内病院の特徴は、(1)南庄内医療圏の急性期、重症患者が1ヶ所に集まる地域の基幹病院であること (2)専属医師を含む多職種よりなる緩和ケア チームが診療科の枠を超えて精力的に活動していること (3)NICUを有する山形県地域周産期母子医療センターであることです。各診療科の指導体制も 充実しています。是非一度、病院見学にいらして下さい。病院・医師会・地域社会をあげて臨床研修医の皆さんを応援しています。

内科

氏名 専門分野 出身大学
安宅 謙 腎臓内科 新潟大学

img_ataka.jpg平成12年7月から荘内病院に勤務し、主に腎臓内科を担当しています。腎臓内科は、新潟大学腎・膠原病内科から出張でいらっしゃる医師1名と私と、2人のチームで運営しています。慢性糸球体腎炎・ネフローゼ症候群の診断から治療、腎不全に対しての血液透析・腹膜透析(CAPD)など腎 代替療法の提供、集中治療部門で発生する急性腎障害に対しての血液浄化療法の適応など、腎蔵に関わる様々な症例を経験できます。そのような経験を通して、日々、研鑚を積むことができ、私自身は充実した毎日を送っています。また、慢性腎臓病(CKD)についての市民公開講座を、看護師さんを中心に、栄養士さん、薬剤師さん、地域の医師の方々などにも協力していただき、平成21年から年1回開催しています。平成30年には記念すべき第10回を開催しました。新しい令和の時代を迎えて、引き続き、病院内での診療だけでなく、地域への働きかけも含めて、包括的な腎臓病戦略を目指しています。関心を持たれた方は、是非、御気軽に見学にいらして下さい。お待ちしております。
*当院腎臓内科で行なう診療を数字で示すと下記のようになります。
腎生検 年10~15例、現在行なっている血液透析 約140例、腹膜透析 約10例、他医療機関への生体腎移植紹介 年1~2例、透析シャント・腹膜透析カテーテル留置手術 年40~50例、急性血液浄化 年 10~20例

内科

氏名 専門分野 出身大学
菅 秀紀 General Physician 東京大学

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私は、38歳に消化器医からGeneral Physicianに転向した、チャレンジャー救急オジサンです。やる気になれば、誰でも何歳からでもイノベーションを達成できるのです。それを可能にしているのは、3次救急を含む年間約4,100件の救急車の受入れと、救命センターではない=救急医が大勢いるわけでない、というこの病院の環境です。また、この街の人々は勤勉ですので、コメディカルもよく仕事をしてくれます。まずは是非見学においでください。見学だけでも何かを得てお帰りいただけますよ。

緩和ケア内科

氏名 専門分野 出身大学
和泉 典子 緩和ケア 山形大学

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皆さんは緩和ケアにどんなイメージをお持ちでしょうか。私は以前、血液内科医として造血器腫瘍の治療に携わっていました。治療医としての経験から緩和ケアへの転向を決め、12年前から当院初の緩和ケア専従医師となり、学び取り組んできました。病気の経過中、患者・家族が経験する苦痛は多岐にわたります。治療そのものの不安、副作用や容貌変化、病状に伴う身体の苦痛や心のつらさ、周囲との関係、就労や経済的問題、家族のつらさや悲しみなど、医師ひとりでの対応は困難であり、多職種で支援することが重要です。当院には各専門職で構成される緩和ケアチームがあります。病気の時期や療養の場を問わない緩和ケアの提供と連携支援を目指し、主治医チームと協力しながら各メンバーがそれぞれの役割を果たすことを重視しています。私はチーム医師として、各科主治医の紹介を受け、外来や各入院棟で診療しています。がんの終末期だけではなく、診断時から治療中の方、また心不全や高齢による多併存疾患を有した終末期の緩和治療も行っています。緩和ケアの研修では、身体および精神症状の基本的な緩和治療、患者・家族・他科医師や他職種とのコミュニケーション、チーム医療や地域連携、看とりのケアなど、どの領域に進んでも役立つ内容を学べると思います。臓器横断的アプローチ、また、ジェネラルに診ることに関心のある皆さん、ぜひ一緒に学んでみませんか。

脳神経外科/神経内科

氏名 専門分野 出身大学
左側:佐藤 和彦 脳神経外科 山形大学
右側:丸谷 宏 神経内科 東京医科大学

img_twin.jpg当院の特徴は、神経内科と脳神経外科が同じ病棟で一緒に朝回診を行なうことです。内科か外科か決めかねているが神経に興味のある方に良いと思います。
主な疾患は脳卒中で、内科・外科の垣根なく診療しています。救急隊との前方連携、リハビリ病院やかかりつけ医との後方連携も充実しています。
神経内科では神経内科疾患全般の他に脳卒中の経験もつめると思います。
脳神経外科では、開頭手術の他に血管内手術も行なっており、志のある方を歓迎いたします。

呼吸器科

氏名 専門分野 出身大学
阿部 恭子 呼吸器内科 福島県立医科大学

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呼吸器科は常勤1名体制ではありますが、山形大学からの応援医師とともに気管支鏡検査も行っております。山形大学や日本海総合病院から診療にきてくれる呼吸器外科医とも連携して診療しています。チーム医療を重視し、看護師・理学療法士・ソーシャルワーカーともカンファランスしながら、より良い治療ができるよう協力して診療にあたっています。 診療内容としては、周囲に急性期をみる病院が少ないため、救急外来からの入院が多いのが特徴です。感染や癌、間質性肺炎、COPD、喘息など、呼吸器疾患を一通り診ることができます。ぜひ一度見学にいらしてください。

消化器科

氏名 専門分野 出身大学
古屋 紀彦 膵胆道 山形大学

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当院の内視鏡の年間検査数は上部内視鏡約4,400例、下部内視鏡1,400例、ERCP約300例、胃瘻造設約100例と山形県内でも上位の症例数となっています。また、令和元年度の消化器科の入院延べ患者数は19,071名と消化管、肝臓、膵胆道系と多岐にわたる症例を経験することができます。症例豊富な当院でぜひ研修してみてはいかがでしょうか。お待ちしています。

循環器科

氏名 専門分野 出身大学
佐藤 匡 循環器 新潟大学

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循環器科は循環器専門医3名と常勤医1名で構成され、循環器専門研修施設に認定されています。循環器科疾患のみならず、内科一般の診療も経験できます。是非当科で前期、後期研修をしましょう。

小児科

氏名 専門分野 出身大学
新井 啓 小児科 新潟大学

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小児科の常勤医は7名いて、一般入院医療、小児救急、新生児医療の3本立てで診療し、チームワーク(チーム医療)を大切にしています。 毎日当直をして、午後9時までの小児救急とNICU業務を担当しています。小児救急患者は年間約1,214人と多く、また循環器疾患や神経疾患、アレルギー疾患にも力を入れているので、感染症を始めとする必修疾患はもちろんのこと、バラエティに富んだ貴重な症例を経験することができます。是非一度見学にお越し下さい。

整形外科

氏名 専門分野 出身大学
土屋 潤平 整形外科 新潟大学

土屋先生.png整形外科は関節、脊椎、手などの各専門分野の医師6人で日々患者さんの診療にあたっています。年間手術件数は1,000件前後です。これから全国的に増加が見込まれる高齢者の疾患、外傷が増えています。

救急センターでの整形外科救急患者さんの診断、治療を中心に手術室での助手や執刀、外来での頻度の高い整形外科疾患も経験します。「習うより慣れよ」でなるべく自分で考えて、様々な処置も上級医の指導のもとできるだけ自分でやってもらっています。
病院の規模が大きすぎると研修医の数も多くなり常勤医との距離も大きくなりがちです。当院のような地域の基幹病院も密度の濃い研修ができてよい経験になると思います。

小児外科

氏名 専門分野 出身大学
大滝 雅博 小児外科・外科 新潟大学

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小児外科専門医は、外科専門医を習得したのちのサブスペシャリティーという立場にあり、要領よく小児外科専門医になるためには外科専門医の早期獲得が重要になります。当科では、一般的な虫垂炎や外傷をはじめ、消化管閉鎖症・壊死性腸炎などの新生児疾患、アドバンス手術に該当する鎖肛・ヒルシュスプルング病など幅広く経験できるのみならず、一般外科研修についてもシームレスに行える体制をとっています。小児外科を志す研修医にとって経験症例数獲得が困難な、一般外科領域の消化器癌・急性腹症および外傷も当院では症例数が豊富です。また当科は、日本小児外科学会の教育関連施設(B)に認定されているので、当科での小児外科研修は、小児外科専門医・指導医資格の習得に必要な研修歴として合算されます。忙しい病院ですが、ぜひ当院で小児外科医としての研修を開始してみてください。

泌尿器科

氏名 専門分野 出身大学
阿部 寛 尿路上皮癌、前立腺癌 山形大学

img_abe.jpg山形大学泌尿器科からの派遣医師と常勤2名、週2日の出張医1名と計3名の体制です。
外来は毎日、手術は週3日で手術件数は年間200例前後、外来患者数はのべ1万人くらいです。
研修の特徴は専門医として即戦力となれるよう、前立腺生検、経尿道的膀胱腫瘍切除術をできるだけ多数経験していただきます。
荘内病院に就職したいと思っている人、または、美味しい魚と酒が好きな人、テニス、釣りがしたい人にもお勧めの研修病院です。

眼科

氏名 専門分野 出身大学
長村 洋徳 網膜硝子体 東邦大学

images/da7616930f65b7b41ec2658b5f6cb635b7c9e2f3.bmp眼科は常勤2名、嘱託医1名で日々の診療を行っています。手術は火曜日終日、水曜日午後半日で予定手術を行っており緊急手術はその都度対応しています。水晶体再建術は年間500件ほど、硝子体手術は年間120件ほどの症例数です。基本的には紹介状の患者さんを診る形なので難症例の白内障や網膜剥離、硝子体出血など様々な症例を経験することができます。興味のある方、お待ちしてます。

麻酔科

氏名 専門分野 出身大学
岸 正人 麻酔 山形大学

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麻酔科は常勤麻酔医3人で、手術室麻酔、ペインクリニック外来を行っております。手術室麻酔に関係するところでは術前の全身状態の評価、周術期の全身管理、気管挿管や各種カテーテル留置などの手技を経験することができます。 ペインクリニック外来に関しては特殊な鎮痛薬の処方以外に、エコーやⅩ線透視を利用した積極的なブロック治療を行っております。こちらに関しても興味があれば研修していただけると思います。

放射線科

氏名 専門分野 出身大学
斉藤 聖宏 画像診断、IVR 山形大学

img_saito.jpg放射線科では、画像診断(CT、MRI)・血管造影・lVR(Interventional Radiology,画像下治療)・核医学検査・放射線治療を行っています。診断・IVR・核医学部門は、常勤医1名、非常勤医3名が在籍しています。放射線治療は、山形大学放射線治療科から放射線治療医が週2回来院されています。 放射線科臨床研修の特徴は以下のとおりです。CT・MRI にて、(1)正常解剖について理解し異常像を識別する。(2)疑われる疾患とその画像所見を学ぶ。IVRでは助手を行う。1~2回程度、核医学検査を見学し、週1回程度、治療の実習を行う。まず1か月間、放射線医学を学んでみませんか?

病理科

氏名 専門分野 出身大学
内ヶ﨑 新也 病理診断学 杏林大学

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病理科では、人体病理診断学の一端を体験してもらおうと考えています。病理ではどのようなものを検査対象とし、どのように処理し診断するのかを簡単な実習と見学を通して経験してもらいます。剖検を含む組織診及び細胞診についての現場での研修は、病理医のみでなく病理科専任の経験豊かなスタッフも参加 して実施します。

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