研修医の声
吉田グルメツアーin新橋
先生達、レジナビの前日空いてる?新橋に呑み行かない?
引率の先生からのお誘いには、何一つ断る理由は浮かばない。
二つ返事で、ごちそう様です、と返す私とF氏。言うまでもなく、私は現金なやつだ。
新橋と言うと何のイメージも無い根っからの庄内人である私。
F氏は「サラリーマンの町で飲み屋街がいっぱいあるよー」
といってもなかなかどうしてイメージが出来ない。サラリーマンが居ない街なんてないのだから。
どうも立ち飲みやが多く、安くて美味しく飲めるお店が多いというニュアンスらしい。
「新橋の電車の前で待ち合わせね」
オシャレさんの吉田先生に告げられたその場所は確かに電車があったのだが、場所のチョイスが如何にも都会のカップルがデートで待ち合わせする時に使いそうなところ。
【新橋の電車に乗って進むは、永遠と続く恋のレール、その目的地は2人で作り上げるもの】
場所のチョイスにそぐわず、そんなロマンチックな感じは私達には全くない。
なぜなら、サラリーマン街で我々おっさん達は酒盛りをするのだから。
加えてこの日は熱中症必須のえらい快晴高温多湿の悪天候。
しゅわしゅわする黄色いジュースが早く飲みたい。
しかして今日は吉田グルメツアー。
下っ端たちは、場所がどこかも分からなければ、予約をしてるかどうかもわからない。
極めつけにGoogle mapで場所を調べるも、地図もろくによめやしない。
GPSも暑さにやられてか働いてはくれない模様。
どんどんおっさん臭い立ち回りを繰り返すうちに着きましたよ、いかにもな居酒屋に。
最近リニューアル?した、「魚金」に。
食べログ評価もまずまず高く、客入りも相当。予約されていた為にスムーズに入れたものの、外では予約外の客や、予約した時間よりも早くきて待っている客がずらり。
相当の人気店でした。
店員の数も10人を超え、様々な食材がカウンターに並ぶ。
魚とつくだけあって船盛りが売りのよう。
これだけの盛りがあって1000円ちょっとと、かなりの激安。
これはサラリーマン歓喜ですよ。ビールで乾杯。
他には湯豆腐のあおさがけや、サラダや何やらと、居酒屋あるあるメニューもそこそこ頼んで日本酒を頂く。
飲みたい日本酒はやはり普段飲んでいないもの。やはり栃木、茨城あたりの銘酒が飲みたかったものの、結局目につくのは東北の酒造。
吉田先生もノータイムで選ぶは、まさかまさかの浦霞
F氏は初対面らしく「おいしい~」というリアクションでしたが、、、、、
浦霞と言うと宮城県は塩釜市、大学時代私がこれでもかと可愛がってた後輩の地元なのも相まって、部活の飲み会に持ってくることもしばしば。
とどのつまりは、山形のお酒ばりに飲みなれた日本酒。
感覚としては東京まで行って出羽桜やら白露垂珠飲んでいるレベル。
いやいや何でここまで来て、、、と思いながら飲みますが、やっぱり美味しいんですよね結局。
さすが東北の酒造ですよ。
ということで一次会はこれにて終了。
二次会は吉田先生行きつけの立ち飲み居酒屋。
「僕よく立ち飲み屋に一人で行っていろんな人と仲良くなるの好きなんだよね」
これまたお話上手な先生だからこそ。しかして行きつけという位なのだから、何か引きつけるものがあるはず。
お店の名前は忘れましたが、入店してすぐに目の前に広がる光景に、もうこのお店を忘れることは無いと確信。
カウンター越しに広がるは、100はあるだろうと思われる多種多様な焼酎。
焼酎よりかは日本酒を飲むことの方が多い庄内人としては、これは未知への遭遇といって相応しい。
プレミア芋焼酎は色々飲んだことはあるけれど、これだけの種類を並べられたらどれが美味しいのか、どれから飲めばいいか分からない、、、、、
そう困っていると、
「店員さんに聞いてみよう」
と流石の鶴の一声。
聞こうとして店員さんに目をやろうとすると、
「このお酒は宮崎、これは鹿児島かなぁ。あ、これもよく見たことがある。」
突如語り始めたF氏。さすが宮崎出身、大分大学卒業の経歴。
焼酎詳しい!!!!でも結局、
「店員さんに聞いてみよう」
彼も結構めんどくさがりでした。
鶴岡にはあまりいない、オシャレ美人な店員さんに「どれが美味しいですかー」
と話しかける。するとやたらめったら詳しい。。さすが店員さんではあるもののこれだけの数を全て飲んだってこと、、、?
雑談を続ける内に徐々に明らかになる店員さんの素性に、曇り始めるF氏の表情。
「地元が隣の市だよあの人、、、」
こんなところでそんなミラクル要らないよね、F氏、、、
赤霧島の工場見学の話だとか、そんなローカルな話もあるのね。
そんなこんなで2人が共通して知ってて美味しいお酒をチョイス。
確かに美味しかった気がする!
この辺りから何を話したかもう覚えてはいませんが、ただひたすらに吉田先生がキレッキレだったと思います。
このお店は吉田グルメツアーのハイライトですね。
最後にブログ用にと一枚ぱしゃり。
この後は〆のラーメンだと岡山ラーメンのお店に。
写真を撮ったハズですがもうボケててダメですね。。
あっさりしていて美味しかった!
三次会まで綿密に組まれた吉田グルメツアーin新橋
本来こうした企画は研修医がするハズですが、、、心が庄内平野より広大な吉田先生ならではのマッチメイクでしたね!
非常に楽しい一日でした。
また飲みに連れていって貰いたいですね!
次は吉田グルメツアーin鶴岡をば...
in新橋を鶴岡でそのままやろうとするなら、
1次 ごっつぉや
2次 缶詰酒場CAN
〆 るうすと
あたりになりそうな、、
来年いっぱい研修医が入って来てくれたら実現するのでしょうか、この記事の続きはまた来春にでも書きましょうかね
以上、庄内グルメツアー番外編、吉田グルメツアーでした!
to be continued...
1年目 佐藤
2018年07月28日