研修医の声
外科研修のある日①
志望科の外科を絶賛研修中
先生方みんな優しくも、間違った時はしっかり怒って下さるし、至極居心地の良さを感じている昨今
「外科医の朝は早い。とりあえず7時には来て患者さんの情報を洗って待っておくのだ」
とのオーベンの言葉の通り朝早起き。土日も勿論朝は欠かせません
週7外科の生活も最初はどうかと思いましたが、やっぱり朝日を浴びると気持ちが良くて自然と行きたくなってしまいますね
外科はどこもハイパーのようでお隣日本海の先輩も同じようなハイパー外科ライフを送ってると聞き、慣れるとそうでもないのだなと
外科でのネタは全てブログにしていい、なんなら勉強になることを書きなさいと昨年に言われているので、今後は外科ネタも豊富に書いていきたい所存です
そうそう、このブログも回収入りより見やすくなりました!個人ページも作って貰いましたからね!
このブログもどんどん強くしていけるよう面白ネタを収集していきますよ~~
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今回は余りに日常過ぎるネタをば
外科での研修医って何するの?
どこもおんなじだろうけども、うちではチームの患者さん(30人くらい)のプレゼン(先生のスーパーアシスト込みのゆとり仕様)から始まり、術前プレゼン、カルテ書き、オーダー出し、鈎引き、などなど
基本的に医者の数が少ないから研修医の出番は大きい病院よりも多く、より医者っぽい役回りが出来ることが多いです
手術も第2助手でいい時にいいように手を出せれば少しは力になれます
なるたけ手術に入りながらも目的とする手技の意味を考えて、「こうすればやりやすいかなー」って手を出してみますが、良い時は無言、悪い時は「それはいい」と言われることもしばしば
手術手順を丸暗記してくれば尚いいんでしょうが、見慣れないと教科書見ても「・・・」って感じですよ
こうやって手術に「参加」できる瞬間があれば面白いんですが、明らかに参加できない瞬間もあるわけで
大概そういう時って2人いれば事足りる、それも重要な局面であることがほとんど
もう見てるだけで...鈎引きあるあるの意識レベルの低下が生じてしまいます
まだ朝早い生活には慣れていませんから、少し辛い
まったくもって、意識が低いとはこのことです
それでもそういった場面が終われば活躍の場が
「参加した証を」と
閉創はなるたけやらせて頂いています
・・・微妙だとやり直しですが
縫合も1年間外科系の産婦と整形と外科、またERでする機会を稼いできて、以前よりはこなれてきた気がします
せっかくやるなら盛り上げて傷が少しでも目立たないように、とやってはみますが、これほど大きく盛り上げることも難しいものです
自分で縫ってみてやはり思い出すんですよね、産婦の先生の閉創上手だったなーと
もはや作品ですよ、余りにキレイな盛り上げで。
練習では上手くいってるんですが、いざ本番となると手袋あり、糸の質あり、肌や肉の質ありで全く感覚違いますから
糸も勝手にピョンピョンはねてしまう
PDS難しい
糸も色々種類があって、面白ネタがあるんですよ
糸も体の中で溶ける糸と溶けない糸がありまして、その中でも溶けない糸
黒色の3-0シルクの糸を慣例的にみな「3-0プッツン」と呼ぶんですね
絹糸となると、自分で糸を針に付けるタイプと、元からくっついてるタイプの2つが最低でもありますが、その中でも後者の方がプッツンとされています
確かに、「プッツン」できるんですよ
だから、プッツンと言われて納得は出来るし、そこに何の疑問も抱きませんでした
外科でも、整形でも、産婦人科でも、みんなプッツンでした
しかしどうだろう、外科で
オーベン「おい~~質問したら一つはボケろ~~」
と、英才教育を受けてくると、気になってしまうんですよ、慣例に
手術中どうしてもきになってしまったプッツン
私「先生、3-0プッツンの正式名称ってなんですか」
オーベン「え。プッツンはプッツンだ。昔からプッツンなんだ。いいか、プッツンだ」
おいおい、全く答えになってねえぞ・・・・
「先生、それは答えになっていません。プッツンって何ですか」
チューベン「それはね、たしか、3-0パーマハンドシルクだよ」
オーベン「そうだその通り。パーマハンド、パーマ、パーマネントシルクだ」
んんん、なんやそのパーマネント、どこから出てきた、、、
しかしてそれ以降手術中飛び交うようになってしまったのだ
ネーベン「看護師さん、3-0パーマハンドシルクお願いします」
看護師さん「はい先生。パーマハンドシルクです」
オーベン「3-0パーマネント」
途中までは分かる、お笑いっぽい小ボケだから。ただ最後のだけどうなんだ...?
その翌日
オーベン「パーマネント(ドヤ)」
気付けば...パーマネントになってしまいました...
先生、それボケてるかどうかわからんのです
それも、ボケもどっちのボケでしょうか、教えて下さい...
こんなボケたこと書いてたら、明日寝ぼけてんじゃねーよと、チコちゃん風の小ボケをボクに飛ばされるでしょう
全く、寝ボケ防止にはボケてみるのもいいですが、暫く何がなんだかわからなくなるので考え物です
ボケのTPO、大事ですね
2年目研修医 佐藤
2019年05月30日