研修医の声
レジナビ東京に行ってきました!
最近ネタが渋滞していまして遅筆になってしまっております。。。
書きたいネタはあるんですが、時間がなくて。。。四日に一度だとタイムリーにかけませんね
五月某日に開かれた松内邸、先月の地震における当院の雰囲気、庄内酒祭りなどなど...
時系列順ではありませんが、今回のネタは6月の後半のどこかで行ってきましたレジナビ東京!
場所は千葉幕張と「東京じゃねーじゃん」ということでしたが、やはり東京オリンピックの影響ですかね?
コミケもその年開けないということでもめていましたが、、、煽りはレジナビにも
レジナビ東京ということは例年通りビフォアーを?と思われるかもしれませんが、今回は吉田グルメツアーはありませんでした・・・
※以前の勧誘記事シリーズ
指導医の先生は前乗りなしということで、代わりに研修医だけで行ってきました
「昼三時から飲む、上野ぶらり旅」
メンツはF、私、I、K、S
何を食べ、何を飲み、どこに行ったかは定かではありません、写真は...Iが撮ってたはずですのでまた記事を上げることかと信じております
何を食べても思うのですが...やっぱり鶴岡のがおいしいですね
生魚は食べちゃいけません、おいしそうに見えても...
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レジナビ当日、今年は最強の布陣がさらに最強の布陣に!
ビフォアーにはこれず、完徹で金沢からわざわざ参戦したYと、当日飛行機で参戦して下さったI先生を含めた総勢8人
市からも勧誘の為の助成金がばっちり出ており、「我々が鶴岡の医療を変えてやるのだ」と、「荘内病院の救世主は我々研修医なのだ」と、過去最強のモチベーションで以て勧誘に挑みました
作戦会議も綿密に行ったつもりです
今回は説明部隊として、I先生、F&佐藤の安定の漫才、一年目誰かしら、の3レーン体制
勧誘は前回と同じく、レジナビの勧誘部隊と言ったらこの人W田さん、声をかければ人が寄る、鶴岡市のエースを筆頭に、一年ズ達で勝負をかける。一年ズは荘内病院diversityの象徴といわんがばかりに、一人一人に技がある。
おもんない関西人だが、関西人としての気概と誇りを兼ね備えるS、山大新潟の後輩を引き入れる人の良さと落ち着きを兼ね備えながらもユーモア溢れる地元鶴岡のエースI&開成高校K、一年目最強の面白さを誇り誰からでもかわいがられるキャラ得をしたベーシストYで、客を引き込む。
10時になり一斉に客がなだれ込む、荘内病院ブースも人がいっぱい
最強のメンバー、最大の人数、これでこそ作戦通り
関西弁で巧みに人をかすめ取る、本場のキャッチーは味が違った
穏やかな雰囲気に包まれ、人は笑顔にうちに呼びこまれる
まさかブース前でベースを弾き始めるとは...皆彼にメロメロだ
「荘内病院始まったな」
勧誘した我が子達の活躍を見れるとは、こんな夢のような時があっていいのだろうか・・・・・・・・・・
新院長主導のもとに始まった荘内病院teaching hospital計画と、私がひそかに計画していた持続可能な能動的研修計画の二つが日の目に当たる日が来るのか。。。。。。
夢うつつの時間を過ごしているうちに、ふと時計を見れば11時半、思ったより時間が経っている。
時間の経ち具合は想像よりもあっという間、どうも前日はしゃぎすぎてお少しうとうとしてしまったようだ
「・・・今何人来てる?」
申し訳なさを感じながら、おもむろにFに聞く
「0人だよ」
夢うつつではない・・・本当に夢だったらしい
そりゃそうだ、人がこなすぎて、少しあの世を見てしまっていたのだ
現実は...難しい
しかしそれでも彼らは戦っていたのだ
私の両の目は、彼らの戦いを刻み込んでいた
Sのケース
関西人は思いのほか語彙が少なく、ありきたりなことを通り過ぎる学生に話しながら後ろ向きに20mほど歩きながら粘着する
「東北の笑いわからん、むずいっすわ」
・・・それはたぶん違う、いや絶対違う根本から
Iのケース
頑張って声をかけてはいる
が、「山形」のワードを出した瞬間に避けられるという
「山形駄目なんすかね...」
切ない声を出すな、自信を持て
でも残念ながらここは山形だ
Kのケース
頑張っている
細身の体で
「だめですねぇ。でも思ってもみれば自分もここに来たのはすごいと思います」
お、おぅ。お前も「山形」か
断られて辛くないかい?
「さっき辛かったですけど、休んだら大丈夫です」
流石鋼メンタル、ブレがない
まだまだ戦える
Yのケース
「いやぁー無理っすね」
それでもにこやかに頑張っている
少しテンションがhighなのは完徹からか
お酒抜けてないのかな?午後大丈夫か?
W田さんのケース
もう無理です・・・・・・でもこれからです
流石、鶴岡市を背負う市役所のエースはまだまだ強い
Fのケース
「みてみて、むかいのブースにかわいい子いるよ!!」
うーん、僕はあんまりタイプじゃないなぁ。それよかその隣の子がいい!
「やっぱりかわいい系好きなんだね」
かわいいは正義じゃない?
「あの脇のコードブルーのとこだって!」
な、なにぃ?
Fはいつも通りマイペース
I先生のケース
「いやぁー、みんな活気があって、いいね!」
いつもお世話になっております。
先生もマイペース
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かくして前半戦は鳴かず飛ばず
その後、山形大学バスが到着し、まばらながらも人数が集まるようになってきた
I&K「遠征してきます!」
S「まだまだっすよ!」
Y「行ってきます!」
一年目の勢いは止まらない
遠征と称しフットワーク軽く彼らは動き回る
いつも通りのペースで人がきだし、「やっぱり午後からだよなぁ」とFも私もエンジンがかかる
レジナビ含め勧誘イベント6連続出場は伊達じゃない
I先生にして
「これまで見てきた中で、歴代最強のペアだ」
といわしめた、我々の漫才式勧誘が火を噴く
通り過ぎるものも、大声で笑いを狙いだす我々の姿をチラ見する
気付けば山形県ブースの面々も我々の話に耳を傾ける(ような気がしないとやってられないので、自意識過剰ながらもそうした舞台のつもりで言葉を繋げていく)
いつもより言葉の出は悪いが、韻を踏めていて上々の喋りであった
研修医最後のレジナビ、十分に満足できた
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時が経ち、午後三時
誰もが勧誘の場数をこなし、成長していた
そう
>>>>>奴らは試合の中で成長している<<<<<
Sは体があったまってきたようで、さらに粘着質に。
後ろ向きに歩く距離を20mから50mに
徐々に小さくなっていく彼の姿はあたかも戦闘機
「帰ってきたね...」
遠くから大きくなっていく彼を見るたびに心が安らぐ
戦果は、ない
生きて帰ってきてくれるだけで......僕らは満足です
Iは地元民ならではの新ネタをひっさげ復活
「くらげあるよーーーーーーー」
加茂水族館の画像を片手に接客を狙う
が、貰えるのは一笑、人はブースには来てくれない
「次、もっとくらげの勉強しますわ」
ベクトルは......間違っていない
Kは不死身だった
もはや断られるのでさえ快感であろう
そしてKは人気者だった
彼を慕ってくる後輩の数はなかなか
新潟出身流石です、彼のおかげで新潟大学からの知名度上がること間違いなし
値千金の活躍也
しかし一つ許せないのは......Fがかわいいと言っていた子と知り合いだったこと
「部活の先輩なんですよ」
うるせえ、知らねえよ
Yは眠そうだった
本当に偉い、頑張ってる
隣で笑っていてくれるだけでみんな和むよ
彼の後輩も来てくれたりと、値千金の活躍也
Kと比べ反感は皆無
成長を続けた一年ズ
イノベーティブであった
既に感慨に浸る私だったが...
「すいません、あとで来るといったものですが」
男の子二人組が訪れる
私は知らんが・・・
「すごい勧誘受けてしまってきたんです」
まさか、遠征部隊結果を残してきやがった
隊長、戦果はありました、彼らは勇敢に戦い抜いてきました
50mの後ろ向きキャッチーも
くらげアピールも
先輩と知り合いも
ベーシストも
全ては、勝利に繋がっていたのだ
来てくれた人数は20人にはギリギリ満たなかったが、かつてのFと私だけよりかは人数が集まり上々の結果だったと思う
次回はレジナビ仙台
我々トップチームはPEACEの為参戦は叶わない
だが
私は確信した
彼らならやってくれると
荘内病院の認知度を、広めてくれるのだと
背中に背負う荘の字に恥じない活躍を、そして面接&見学という戦果を彼らは勝ち得てくるはずだ
来る戦いの日に備え、我々は日々鍛錬を続ける
笑いを狙える勧誘を
すなはち・・・・・・・・明日も二日酔いである
PS.
今回から荘内病院研修医の統一ユニフォームで参戦することとなりました
本当はその写真を上げられれば良かったのですが・・・・・・また次回に
2年目研修医 佐藤
2019年07月11日