小児科

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特色

当院は山形県南庄内地域の唯一の基幹病院で、当科は出生直後から思春期に至るまでの急性疾患から慢性疾患まで、幅広い分野で診療しています。2010年4月に地域周産期母子医療センターに指定され、庄内全域の低出生体重児や病的新生児がNICU(新生児集中治療施設)に集まってきます。また小児救急は、1年365日午後9時までは小児科医がファーストコールで診療し、それ以降はセカンドコールにて毎日対応しています。

症例数・治療・成績

常勤医はシニアレジデントを含め8名いて、一般小児科入院医療、小児救急、新生児医療の3本立てで診療し、チームワーク(チーム医療)を大切にしています。毎日当直をして、午後9時までの小児救急とNICU業務を担当しています。

外来患者数は1日平均60名で、午前は主に急性疾患、午後は慢性疾患を中心に診療しています。小児救急患者は多く2009年には年間6,902名を数えましたが、鶴岡市休日夜間診療所(にこふる)の充実とともにその数は減少し、2019年は2,192名になりました。ただし、2次・3次医療を必要とする救急患者はほとんどすべて当科に紹介されるのが現状で、そのほとんどが入院治療を必要とします。

小児病棟は定床36床で、小児科以外の外科系の小児も入院する小児専用の独立病棟で、病棟専属の保育士を1名配置しています。年間で小児科は約1,000名、小児科以外は約250名の入院があります。また新生児部門は、NICU6床・GCU6床、計12床を有し、入院患者は年間150名前後あり、うち1,500g未満の極低出生体重児が10~15名となっています。院内出生の新生児は年間約300名で、出生時よりすべて小児科医が担当し、毎日回診をして母乳育児を推進しています。

レスパイトケア入院のご案内

☆レスパイトケア入院とは
 在宅で療養されている常時医療管理が必要で、当院を受診されたことのある患者さん(原則15歳未満)が、ご家族の事情により、在宅での介助が一時的に困難になった場合に、患者さんに短期入院していただく仕組みです。

☆利用できる方
 主な対象患者さんは、在宅で医療機器などを使用しており、常時介助が必要な方です。事前に主治医によるレスパイトケア入院登録を受ける必要があります。介助者の事情とは、介助者の休養(レスパイト)、疾病やけが、出産、冠婚葬祭などがあげられます。
 なお、詳細について、小児科入院病棟看護師にお尋ねください。

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