産科婦人科
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里帰り出産についてはこちらよりご覧ください。
問合せ 産科婦人科外来(内線2292)
概要
南庄内の基幹総合病院の産婦人科として、幅広い産婦人科疾患に対応しています。
令和2年4月には、日本産科婦人科内視鏡学会認定研修施設に認定されました。県内では山形大学医学部附属病院に次ぐ2施設目となります。今後も婦人科内視鏡手術に積極的に取り組んでいくほか、若手医師の内視鏡手術の育成にも力を入れてまいります。他施設からの紹介も多く、内視鏡で手術をご希望される方がおりましたら是非一度ご相談ください。
一般婦人科
おりもの、下腹痛、不正性器出血、月経痛・過多月経など婦人科的な症状のある方は、紹介状がなくても受診できます(ただし、紹介状のない場合は非紹介加算料がかかります)。子宮筋腫・子宮内膜症・骨盤内炎症性疾患などの婦人科疾患に対して、患者さんに治療の選択肢を提示してその方の生活やご希望に沿った治療を行なうように心がけています。
更年期障害・骨粗鬆症など中高年女性のヘルスケアにも積極的に対応しています。
産科
当院は新生児治療室(NICU)を備えた地域周産期母子医療センターです。庄内一円から切迫早産例や合併症・リスクのある妊婦さんが紹介されてきます。
NICU当直の小児科医が24時間病院内に待機してくれていることは、心強いかぎりです。いざというときには麻酔科など他科とも連携して、あかちゃん・おかあさんの双方にとってより安全な環境でお産ができることを最優先に考えております。
もちろん、特に合併症のない妊婦さんでも、紹介状なしで受診して分娩予約できます。妊娠の場合は自費診療になりますので、非紹介加算料はかかりません。「妊娠かな?」と思ったらお気軽に受診してください。
当院は18名の助産師が産科外来・病棟に配属されていて、産褥乳房外来(毎週水曜日)も開設されております。当院で出産していない褥婦さんも受診できます。
婦人科腫瘍
山形県のがん診療連携指定病院として、婦人科悪性腫瘍も積極的に診療しています。産婦人科学会およびその関連学会の診療ガイドラインに沿って手術・化学療法・放射線療法を行ないます。外来化学療法室も利用して、患者さんのQOL(生活の質)を大切にするように心がけております。子宮鏡・腹腔鏡・レーザーを用いた手術も行なっております。子宮筋腫や良性卵巣腫瘍に対する腹腔鏡下の手術は年々増加しております(当院の手術件数を参照下さい)。
不妊・内分泌
不妊治療については排卵誘発・夫婦間人工授精(AIH)までをおこなっています。体外受精・顕微受精を要すると判断されたときは、病院の役割分担の観点から、積極的に不妊治療に取り組んでいる医療機関(主に鶴岡市内のクリニックさん)を紹介しております。
当院のお産について
荘内病院ではこんなお産をすすめています。
1. 夫立会い分娩
ご主人の立会いを歓迎しています。
※令和6年1月15日より再開します。
2. 母子同室制
お産の直後からの母子同室制をとりいれています(母子同室を希望されない方も大丈夫です)。
3. 母乳栄養
お産の直後から赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらい、母乳栄養をすすめています。
4. 小児科医の回診
入院中の赤ちゃんは毎日小児科医が回診します。
5. おっぱいのケア
お産後の乳房トラブルに対して、入院中でも退院してからも助産師が乳房ケアをしています(当院の助産師は18名です)。毎週水曜日に産褥乳房外来を開設しています。
明るいゆったりした陣痛室です
双子のあかちゃんも母子同室できるようにお手伝いします
新生児集中治療室が分娩室に隣接しています